このページでは2022年版の運動系の部活をやっている学生(中高大生)向けの高コスパランニングシューズを紹介していきます。現在、各メーカーから様々な高機能ランニングシューズが出ていますが、正直学生の方あるいはその親御さんからすると少し高く、すぐにボロボロになる、毎日使うにはややもったいない・手が届かないシューズが多いと思います。そこで今回は学生目線でコスパ、機能重視で選ぶランニングシューズを紹介したいと思います。
なお、それぞれのブランドのおすすめランニングシューズはこちらから↓
ランニングシューズを選ぶポイント
具体的なシューズをご紹介する前に、まず、学生目線でランニングシューズを選ぶポイントとは何でしょうか?特に陸上系、あるいは野球、バスケ、サッカーなどの運動系の部活をやっている学生さん(中高大生)にとって大事なポイント3点を考えたいと思います。
- 価格: 価格はとても大切な要素だと思います。やはり部活生はほとんど毎日トレーニングをすると思いますし、また体の成長も速いでしょう。ですので大人や社会人のように一つ高いシューズを数年間使うということは想定しておらず、長くて1年、2年程度使うようなランニングシューズを選ぶとすれば、安いほうが良いでしょう。最近のランニングシューズの耐久性はものにもよりますが500キロ程度と言われています。具体的には、ミッドソール(クッション部分)が弱くなってきて反発感がなくなったりクッション性がなくなったり、足底のアウトソールのラバーがなくなってグリップが効かなくなってきます。例えば週に2回、5kmほどのランニング・ダッシュ系の練習があるとすると、毎週10キロですので50週(約1年)で履き潰れることになります。実際は合宿など集中してやる時、雨や悪路でのトレーニングなどもあると思いますのでより消耗するでしょう。ですので1年弱で買い替え時と言えます。1年に1回~2回買うとすると予算的には5,000円~10,000円程度ではないでしょうか。正月・夏・クリスマスセールなどで狙って変ったり、今回紹介するモデルの一つ前のモデルの商品を買ったりすることで安く購入することもできますので、そういったタイミングで買うのがおすすめです。
- マルチ機能 :陸上系の部活をやっている学生も、バスケ、サッカー、野球をやっている学生さんも、長距離のランニング系のトレーニングや短距離のダッシュ系のトレーニングどちらも行うでしょう。ですので、長距離のランニングに特化したシューズや、短距離に特化したシューズを選ぶのではなく、どちらも比較的走りやすいシューズを選ぶのがおすすめです。その点で、あまり厚底のシューズはスピードが出しにくくどちらかと言うとクッションが効いていて長距離のランニング向けなので今回はおすすめしていません。比較的薄底だけどしっかりクッション性と反発感・前への推進力・スピードを生んでくれるようなシューズが良いでしょう。
- かっこよさ:やはりかっこよさは大事だと思います。今やネットで様々な無名なブランドのランニングシューズも売っていますが、やはりある程度有名所(ナイキ、アディダス、アシックスなど)のメーカーのシューズが欲しいものです。こういったメーカーのシューズは耐久性という観点で文句なしです。世界の多くの人に履かれているシューズだけあって、アウトソールのラバーや、アッパー素材、ミッドソールのクッション素材はしっかりしています。かつ、安いモデルまでしっかりカバーしているので、そういうモデルを選ぶと良いでしょう。もちろん同じモデルでも複数のカラーバリュエーションがあるので、いくつか探してみるとお気に入りの一足が見つかると思います。
それではここからは、上記3つのポイントから選ぶおすすめのシューズを紹介していきます。
ナイキズームライバルフライ2、3
一足目はナイキズームライバルフライです。ナイキの様々なシューズの中でかなりコスパの良いスピードも長距離もいけるシューズです。2019年にライバルフライ2、2021年に進化版の3が発売されました。
1つ目のポイントはスタイリッシュさです。サッカーのスパイクのような左右非対称のスタイルのレースホールになっており、足の高周りのフィット感が高いアッパーになっています。
2つ目のポイントは前足部の内部に搭載されているZOOM Airユニットによる反発感とクッション性です。これにより足への衝撃やダメージを緩和してくれるとともに、エアポッドが元に戻ろうとする力による反発力を得られスピードに乗ることができます。
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アシックスライトレーサー2、ライトレーサー3
二足目はアシックスのライトレーサー2とライトレーサー3です。日本メーカーのアシックスが出しているダッシュも長距離もいける鉄板ランニングシューズです。
1つ目のポイントは、足底のアウトソール部分です。AHAR プラスというグリップ力の強いラバーが搭載されており、どんな路面でもしっかり地面を掴んでくれます。また、中足部にはアシックスの他のシューズでも採用されているTRUSSTICという硬い素材が入っており、これにより足が必要以上にねじれることによるストレスを軽減してくれます。走っていて疲れにくいというのは、部活生にとってはありがたいですね。
2つ目のポイントは、ミッドソールのクッションの軽量性と反発性です。FlyteFoamプロペルという軽量で反発の強い素材が使われています。クッションの厚さは薄いのでしっかりと地面を蹴る感覚が得られる、接地感を養うことのできるシューズです。多くの陸上系の部活生に選ばれている理由でもあります。
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ニューバランスハンゾーT、ニューバランスハンゾーR
三、四足目はニューバランスのハンゾーシリーズからTとRです。ニューバランス自体は海外のメーカーですが、このハンゾーシリーズは日本人の足にも合いやすい足型のモデルです。
1つ目のポイントは、部活生向けに作られた耐久性の高さです。公式のHPでも謳っている通り「ハードユースに対応する耐久性、日々の練習を支えるセーフティな機能を多彩に搭載しアスリートや学生向けのトレーニングモデル」ということですので、毎日ガンガン使ってもすぐには摩耗しない素材・作りになっています。
2つ目のポイントは、ハンゾーというレーベルでアパレル(運動用のジャケット・シャカシャカ・ジャージなど)も出ていることです。シューズだけでなく上下のセットアップもできるので、一式揃えれば確実に部活メンバーから注目されるでしょう。
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アディダスアディゼロRC3
5足目はアディダスのアディゼロRC3です。学生の中でアディダス人気は高いのではないでしょうか。ナイキだと持っている人少し多いので、ちょっと外してアディダス派という人もいますよね。このアディゼロRC3はアディダスのシューズの中でかなりコスパの良いシューズです。またRC2(前のモデル)もあるのでさらにお安く手に入るものもあるかもしれません。
1つ目のポイントは、LIGHTSTRIKEというミッドソールです。アディダスのミッドソール・クッションと聞くとBOOSTフォームを聞いたことがある人が多いかもしれませんが、BOOSTフォームは正直2021年の今となっては若干古いです。故に少し重めのフォームになります。近年アディダスはBOOST フォームからLIGHTSTRIKEにシフトしつつあります。このフォームはとても軽量で反発感のある素材になっています。よって、しっかり前への推進力・地面からの反発をもらって走ることができます。
2つ目のポイントは、アウトソールです。アウトソールに先程アシックスで紹介したTRUSSTICのようなねじれを防止する機能(TORSION SYSTEM)が搭載されています。これによって足の必要以上のねじれを抑えてくれ、疲労感やストレス感の軽減に繋がります。
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番外編:アディダスアディゼロタクミセン7,8
番外編として6足目として紹介したいのはアディゼロタクミセン7,8です。8は新作なので少し値段が高いですが、前作の7なら安いものもあるかもしれませんので是非それを含めて探してみてほしいです。
日本の有名なランニングシューズメーカーの大森氏が手掛けたタクミセン(漢字だと匠戦)、非常に軽量でアウトソールのラバーがコンチネンタルラバーという耐久性とグリップ力に優れたラバー、さらにミッドソールには高反発フォームが一部に使われています。
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以上、いかがでしたでしょうか。是非お気に入りの一足を選んで、快適なランニングライフを楽しんでください!それではHave a nice run!!