Under Armourのレース系人気シューズであるフローベロシティエリートについて気になっている方多いのではないでしょうか?そんなフローベロシティエリートについて基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
ランニングではあまり知名度のないアンダーアーマーですが、バスケットボールやサッカー、アメリカンフットボールなどのシューズやウェア界では徐々にそのシェアを上げつつあります。スタイリッシュなデザインとブランド力、そして確実に進歩しつつある技術力、それでいてコスパの良いアイテムが多い印象です。
アンダーアーマー(Under Armour)のランニングシューズの哲学は、「速さ」と「パフォーマンス」を重視し、最高の走行体験を提供することです。アンダーアーマーは、革新的な素材とテクノロジーを用いて、ランナーがより速く、より長く走ることができるシューズを開発しています。
特に、アンダーアーマーのランニングシューズは、軽量性、快適性、クッショニング性能、そして耐久性に優れていることが特徴です。また、本シューズには使われていませんが、ブランド独自のHOVR(ホバー)テクノロジーを搭載したシューズは、エネルギーの効率的な伝達と優れた衝撃吸収性を実現し、ランナーのパフォーマンスを向上してくれます。
さて、今回紹介するベロシティエリートは、レーシング向けのランニングシューズの中でも高い評価を受けている革新的なシューズです。2022年のニューヨークシティマラソンでシャロン・ロケディが優勝した際にも使用されました。そのため、市民ランナー、競技志向のランナーや長距離ランナーにおすすめのレースシューズです。WARP 2.0アッパーによる優れたフィット感、フルレングスのカーボンプレートとペバックス44Cミッドソールフォームによる反発性とクッション性、そしてUA Flowテクノロジーを採用した軽量で耐久性のあるアウトソールが、高いパフォーマンスを発揮してくれます。
基本情報 | |
ブランド | Under Armour アンダーアーマー |
シリーズ | フローベロシティエリート |
モデル | フローベロシティエリート |
タイプ | クッション系 |
重さ | |
ヒールドロップ | |
対象ランナー | サブ3.5、サブ4 |
良い点・気になる点
- 高い安定性: UAフロー・ヴェロシティ・エリートは、他のレーシングモデルを凌ぐ優れた安定性を提供してくれます
- 快適なフィット感: WARP 2.0アッパーがしっかりとしたロックダウンを実現しながら、快適さを損なわないデザインです
- TPEソックライナー(インソール): 着地ごとに弾力性とバウンスを高めるTPEソックライナーが採用されています
- フルレングスのカーボンプレート: UAフロー・ヴェロシティ・エリートは、アンダーアーマーのランニングシューズとして初めて、ミッドソールにフルレングスのカーボンプレートを採用しています
- ペバックス44Cミッドソールフォーム: アンダーアーマー初のペバックス44Cミッドソールフォームが搭載されており、優れたクッション性と反発性を提供してくれます
- カーボンプレートの前方へのスナップ感・躍動感がいまいち?と感じるランナーもいるかもしれません
- 長距離での底面の硬さ: クッション性が高いわけではないため、ミッドソールの硬さが足に負担を与えるかもしれません
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
採用されているWARP 2.0アッパーは、足にしっかりとフィットし、優れたロックダウン感を提供します。軽量性と通気性も良好で、長時間のランニングでも快適さを維持することができます。
以前発売されたフローベロシティウィンド↓こちらはデイリートレーニング~テンポ走向け
ミッドソールの特徴
ミッドソールには、フルレングスのカーボンプレートが採用されており、アンダーアーマーのランニングシューズとして初めての試みとなっています。このカーボンプレートは、効率的なエネルギー伝達を実現し、走行中のパフォーマンス向上をサポートしてくれます。
また、ペバックス44Cミッドソールフォームが搭載されており、優れたクッション性と反発性を提供します。このフォームは、軽量で耐久性があり、長距離走行でも快適さを維持することができます。ただ、クッション性が高いソールの厚さではないので、強いて言えばハーフ向けのシューズと言えるでしょう。
アウトソールの特徴
アウトソールは一般的なランニングシューズだと、ミッドソールとは別の硬いラバー素材が貼られますが、このシューズはオールインワンのクッションとアウトソールラバーが一切ないソールシステムになっており、これによって軽量で自分の素足で地面と捉えるような感覚を養いやすいシューズになっています。地面と接地する部分は凹凸になっており、これによってあらゆる路面でしっかりとしたグリップ力を発揮してくれます。この技術は前作のウィンドとほとんど変わりがありません。
前作のウィンドのアウトソールも同様↓
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非フローベロシティエリートを履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
(画像は公式HPより引用)