asics アシックスのクッション系人気シューズであるニンバス25について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなニンバス25について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
アシックスの特徴である安定感・固定感とクッション性がうまくマッチされた、普段のランニングに使えるランニングシューズです。NIMBUSとはラテン語で雲という意味で、まるで雲の上を走っているかのような心地の良い走りを体感できるように設計されたランニングシューズです。
1999年から発売されているアシックスの定番デイリートレイナーで、誰にでもおすすめできる、クッション性と安定性を兼ね揃えたセイフティモデルです。
そのアシックスの人気クッショニングモデル「GEL-NIMBUS」が25周年を迎えました! このモデルは、GEL-NIMBUS史上最もクッション性が高く、環境にも配慮されたシューズに生まれ変わりました。 足に合ったフィッティングと通気性をサポートするエンジニアードメッシュアッパーと、快適な履き心地を提供するやわらかいニット履き口とシュータンが特長です。
ミッドソールには、軽量で反発力があるFF BLAST PLUSを採用し、環境に配慮した新たなフォーム材「FF BLAST PLUS ECO」も加わりました。 また、かかと部のクッションもビジブル型から内蔵型「PureGEL」に進化し、よりやわらかく軽量になりました。少し価格は高めなプレミアムデイリートレーニングシューズですが、試す価値はありです!
基本情報 | |
ブランド | asics アシックス |
シリーズ | ゲルニンバス |
モデル | ゲルニンバス25 |
タイプ | クッション系 |
重さ | 290g |
ヒールドロップ | 10mm (ヒール26mm、前足部16mm) |
対象ランナー | サブ4、完走、初心者、ウォーキング |
前作の24,23のレビューはこちらから↓
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!前作の24との比較も交えながら紹介します。
アッパーの特徴
前作の24ではジャガードメッシュアッパーになっており、厚みがあるのでホールド感が強くフィットしてくれる素材になっていました。また、通気孔の穴が前足部にたくさん空いているので通気性も高くなっています。メッシュアッパーの縫い目がなく一体成型になっているので、靴下のようなフィット感があります。
一方で新作の25はより柔らかい、ニット系の生地になっており包み込む感じと伸縮性がUPしています。まず素材は、部分ごとにメッシュの穴の大きさが異なるフィット感と通気性に優れたエンジニアードメッシュが使われています。今作のミッドソール同様、環境に配慮された素材にあんっておりアッパー材料の70%以上がリサイクル素材となっています。さらにシュータン部分には伸縮性のあるニット素材が使われており、甲が高いランナーでも、紐をきつくしめても、シュータンが柔らかくサポートしてくれます。
また、シューレース・紐を通す穴に遊び部分があり、走っている最中の蹴り出し時にもきつく締め上げることなる足の甲にフィットしてくれる設計になっています。
また、履き口まわりも伸縮性があり、ベロがついているので足入れがしやすくなっています。セーフティモデルでもあることから、ヒールカウンターは従来どおりしっかり固め、肉厚な素材になっています。
ミッドソールの特徴
ミッドソールは前作の24から大きく進化しました。
前作では、FlyteFoamブラストプラス、ゲル、FlyteFoamの組み合わせになっていました。この素材はFlyteFoamブラストプラスは、ノバブラスト2などに搭載れている、柔らかく反発性の高い、走っていてポンポン弾む感じが味わえるFlyteFoamブラストの進化系素材です。従来のFlyteFoamブラストよりも15%軽量で、15%柔らかく、12%反発性の高い素材になっています。
さらに、アシックスの十八番であるゲルが踵と前足部に搭載されています(この部分は新作も同じ)。ゲルはゼリー状の素材で、上から生卵を落としても割れないくらい、衝撃吸収性に優れた素材になっています。また、かかと部分には安定性を担保するために若干硬めのFlyteFoamが搭載されており、着地時の沈み込みや横ブレを少なくしてくれます。
さて、新作の25を見ていきましょう。ミッドソールの素材は新しくなりました。フルレングスで新素材のミッドソール素材“FF BLAST PLUS ECO(エフエフ ブラスト プラス エコ)” が搭載されています。
この素材はとても軽く、ランナーの着地時にやわらかなクッショニングを与えてくれます。ECOというだけあって、この素材の約20%に再生可能なサトウキビ由来の素材が使われています。
また、従来のニンバスシリーズの特徴である、かかと部に着地時かかる負担を軽減する“PureGEL(ピュアゲル)” が内蔵されています。前作24に搭載していた “ビジブルGEL” と比較すると “PureGEL” は約65%やわらかく、約10%の軽量な素材になっています。
また、ミッドソールの形状は前作にもまして船底型、ロッカー構造が強くなっています。これはかかとと前足部が反り上がった構造であり、着地から蹴り出しまでの一連の重心移動をスムーズにしてくれるという、初心者ランナーには嬉しい機能を果たしてくれます。
アウトソールの特徴
アウトソールも前作から若干変更されています。
まず前作の24からトラスティックが内蔵される形になりました。これは今作にも踏襲されており、外側からは何も見えません。安定性やねじれに対する補強はそのままに、よりナチュラルでスムーズな体重移動をサポートするためにこのような変更になりました。
今作では、アウトソールのかかと部分に従来ラバーとよりも約3倍の耐久性の高い素材が使われており、前足部にも軽量で耐摩耗性に優れた素材が使われています。
前作同様フラットソールになっているため、ヒールストライクでもフォアフット、ミッドフット着地でもどこからでも着地しやすい仕様になっており、アウトソール全体で負担を受けとめ、安定した着地をしやすくなっています。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?是非ニンバス25を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
アシックス公式HP
https://www.asics.com/jp/ja-jp/
(画像は公式HPより引用)