asics アシックスのマジックスピード3について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなマジックスピード3について基本スペックから良い点・気になる点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について解説・レビューします。
基本情報
2021年の春に発売されたアシックスのマジックスピード(Magic Speed)が進化してMagic speed 2が2022年夏に発売されました。そこから約1年、人気シリーズとなったマジックスピードの第三段が登場!前作は1からの大きなアップデートでしたが、今作はマイナーアップデートとなっていますが、より多くの最新テクノロジーが使われており、シリアス市民ランナーの方にはピッタリのレーシング・テンポアップシューズになっています。
前バージョンであるマジックスピード2と新作のマジックスピード3の主な違いは、新作の3ではフルカーボンプレートがミッドソールに搭載されたこと、さらにミッドソール全体にデュアルレイヤーではなくシングルレイヤーでフライトフォームブラスト+を使用していることです。さらに、アッパーにはモーションラップアッパーを採用されより軽量でフィット感が増しています。
結果としてMagic Speed 3は、前バージョンと比較して約14グラム程度軽量化されており、よりレーシングモデルとなっている仕上がりになっています。
基本情報 | |
ブランド | asics アシックス |
シリーズ | マジックスピード |
モデル | マジックスピード2 |
タイプ | レース、スピード系 |
重さ | 233g |
ヒールドロップ | 7mm (ヒール36m、前足部29mm) |
対象ランナー | サブエガ、サブ3、サブ3.5 |
前作のレビューはこちら↓
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!前作との比較も交えながら紹介します。
アッパーの特徴
アッパー素材は前作はエンジニアードメッシュという、どちらかというとガッチリした軽量で通気性に優れた柔らかい素材になっていました。全体的な包み込む優しさ、足当たり・履き心地がとても気持ち良い素材になっていたと思います。
一方で新作のマジックスピード3では、メタスピードなどにも使われているモーションラップアッパーが使用されています。これにより、中足部と踵のまわりをぴったりとサポートしてくれ、軽量でありながら走行中のぐらつきある程度抑えてくれる働きがあります。前作よりも薄くて軽量な素材になっているので、よりフルでのレースに適したシューズに進化したと言えます。
ミッドソールの特徴
アシックス マジックスピード3は、クッション性と反発性を発揮してくれるアシックスの最高レベルのミッドソール素材であるFlight Foam Blast Plusを採用しています。前作の2では上部にBlast Plusの二層、下部に異なるフォームを使用していて、より安定性重視のスペックになっていましたが、今作はより軽量性と反発重視の仕様に進化しています。
その他の違いとして、Magic Speed 3にはフルカーボンファイバープレートが搭載されており、前作のMagic Speed 2に搭載されていたカーボン融合TPUプレートと異なります。カーボンプレートは多くの他社のレーシングモデルに搭載されていることからもわかるように、マジックスピード3はより競技用のシューズになっているといえます。さらにヒールのフォームを2ミリ増量しており、よりクッション性がUPしました、しかしながら、全体としては前作の2よりも約10グラムほど軽量になっています!
アウトソールの特徴
アウトソールのラバーのデザインもはほとんど前作と同様でで、メタスピードスカイのデザインがそのまま利用されています。ただ軽量化のために前足部のアウトソールがなくなっていることと、中央部がえぐれており、中身のカーボンプレートが外から見れるようになっています。
以上、いかがでしたでしょうか。では、Have a nice run!!
アシックス公式HP
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