オンのクッション系人気シューズであるクラウドサーファーについて気になっている方多いのではないでしょうか?そんなクラウドサーファーについて基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
2009年にスイスで元トライアスロン選手の創業者によって設立されたOnはそのデザイン性の高さと走り心地の良さで多くの競技者に愛用されています。特にトライアスロンやウルトラマラソンのようなフルマラソンよりも足を酷使する競技のトップアスリートに愛用されていることから、そのクッション性と足への衝撃緩和力の高さが伺えます。
Onオンの最大の特徴の1つはクラウドテックと呼ばれる一つ一つ独立した穴の空いたクッションソールと、クッションソールの上にあるSpeedboardと呼ばれる硬い素材です。クラウドテックという一つ一つのブロックが潰れて戻ることによって衝撃吸収性と反発性を生み出してくれ、Speedboardによって足の柔軟性や着地・蹴り出しをガイドしてくれます。
そして、この新作クラウドサーファーは、そのONの代名詞のSpeedboardがない!重要なのでもう一度言います。ない!ONにとっては新しい試みなのです。ONをランニングシューズでなくカジュアル、普段着に合わせるメンズにとっては良いかもです。
従来のONはスタイリッシュでしたが、スピードボードが搭載された過去のONは少し初心者・ビギナーには硬すぎるという声がちらほらありました。2023年のクラウドサーファーは、急速に成長し、進化しているONの全く新しい方向性を示しています。Speedboardプレートをなくし、クラウド要素を新しい方向に再考・再設計し、これまでのONよりもはるかに柔らかくし、アッパーデザインを簡素化したランニングトレーナーが登場しました。
基本情報 | |
ブランド | On オン |
シリーズ | クラウドモンスター |
モデル | クラウドモンスター |
タイプ | クッション系 |
重さ | 245g |
ヒールドロップ | 10mm |
対象ランナー | サブ3.5、サブ4、完走、ジョギング、初心者 |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
アッパーは通気性の高いエンジニアードメッシュが使われています。生地全体はシームレスになり、つなぎ目がなくなったことで足当たりが良くなったこと、そして軽量でより薄い生地になったことです。柔らかいエンジニアードメッシュで、半剛性のかかとカウンターがあり、中足部から後部にかけての「サドルシューズ」タイプのオーバーレイはありません。
ミッドソールの特徴
ミッドソールは全体がデュアルクラウドテックになっています。さらにこのクラウドテックは通常のOnのクラウドテックと異なりハニカムの六角形の構造になっており、よりクッション性が強くなっています。着地したときに下部のクラウドテックが潰れ、次に上部が潰れることによってしっかりと衝撃を吸収してくれます。
クラウドサーファーでは、さらに洗練され、柔らかく、軽くなっています。 ONは有限要素解析を使用して、かかとから前足までの顕著なロッカーと、ランナーの歩行周期に基づいてドミノのように崩れ、途中で差動的に反発するように設計されたCloudTec Phase角要素のジ構造を採用しています。
興味深いことに、要素は連続したチューブとして成形されており、これはON独自のテクノロジーしかできない作りになっています。ONの代名詞であるため、他のメーカーが安安と手を出せないデザインと機能性です。
アウトソールの特徴
ONのシューズは横から見るとゆりかご形状になっていることで、踵から着地して前に蹴り出すまでの重心移動がスムーズに行えます。よって、脚力がなくても前に自然に、勝手に進んでくれる感覚が味わえ、初心者ランナーや長距離を走るランナーにおすすめできるシューズとなっています。
アウトソールのラバーは前作よりも面積が少なくなっており、軽量化に成功しています。前足部のラバー間の溝はより大きくなっていて屈曲性が高くなっています。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非クラウドモンスターを履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
On公式HP
https://www.on-running.com/ja-jp