このページでは、カーボン入りシューズの履きやすいモデルのおすすめについてランキング形式で説明したいと思います。最近、カーボンシューズが多くなってきており、どれが履きやすいのかわからないというランナーさんが多いと思うので、履きやすさの観点から解説してきたいと思います。カーボンプレートの入り方や形状、アッパー素材やミッドソール素材の柔らかさによってそれぞれかなり特徴が大きく異なります。重量やカーボンの反発、アッパー素材、ミッドソールなどスペックによってメーカーが想定している対象ランナーは違います。 このページでは、そういった特徴を踏まえて履きやすいモデルを紹介していきます。それでは早速おすすめトップ9を紹介していきます!
なお、各社の2022年最新のカーボンシューズの特徴一覧マトリクスはこちらを参考にしてください↓
なお、メーカー別のカーボンシューズまとめはこちらのページを参考にしてください↓
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第9位:Nike ナイキズームフライ3、4 中上級者向けのランニングシューズではありますが、実は初心者・サブ4くらいのランナーさんでも履きやすいカーボン入りシューズです。
Zoom fly 4 おすすめ理由その1
1つ目の理由は、Nikeの独自のフォームであるリアクトフォームによる十分なクッション性です。このリアクトフォームは軽量で、クッション性が高く反発性もあるミッドソール素材で、Nikeのその他のエントリーモデル(ペガサス37やリアクトインフィニティフライニットなど)にも搭載されている素材です。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、カーボンの形状です。実はカーボンの形状はカーボン入りシューズでも大きくことなります。このズームフライ3については、カーボンが比較的フラットなカーボンの形状になっており、前への反発力・倒れ込み感が強すぎないデザインになっています。もちろんこのカーボンが斜めに入っていればいるほど前への推進力は強くなるわけですが、一方でこのズームフライ3のようにフラット気味に入っていたほうがスピードがコントロールしやすいわけです。
おすすめ理由その3
3つ目の理由は、ラスト(足型)がややゆったり目であり比較的タイトさがないので走っていて足が疲れにくいことです。
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第8位:adidas アディダス アディゼロプロ アディダスのカーボン入りシューズで、アディオスプロよりも履きやすいレース系、スピード系シューズです。
adidas 公式HPより おすすめ理由その1
1つ目の理由は、ズームフライ3同様にカーボンの湾曲が弱く、比較的フラット気味に入っている、またシューズのつま先部分の反りが低い設計になっているため一般的なシューズと同じような感覚で走れるシューズです。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、アディダスのミッドソール素材であるLIGHTSTRIKEとBOOSTフォームという軽量かつ、クッション性と安定性を兼ね揃えた素材が使われていることです。履きやすさの大事なポイントとして踏み込んだときの安定性がありますが、柔らかすぎるフォームであると沈み込むような感覚があり足がぐらつきますが、BOOST(かかと部分)とLIGHTSTRIKE(前足部)は柔らかすぎないフォームのため着地の安定性が高いです。
おすすめ理由その3
3つ目の理由は、フラットなアウトソールです。接地面積が大きく、踵、ミッドフット、フォアフットどこでも着地しやすいアウトソールになっています。例えばNikeのアルファフライネクスト%などは前足部・ミッドフット着地を前提としたアウトソールになっていますが、このアディゼロプロは比較的どこから着地しても踏み込みやすいアウトソールになっています。
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第7位:Hokaoneoe カーボンX SPE、カーボンX2 2009年にアメリカで誕生した人気ブランドで最近では徐々に日本のランナーの間にも浸透してきました。ここではカーボン入りシューズのカーボンX SPEを紹介しますが、普段履きやウォーキング・初心者にも使えるボンダイ7やクリフトン7なども非常に人気が高いシューズです。このカーボンX SPEはサブ3.5、サブ4のランナーでも使いやすいシューズになっています。
HOKAONEONE カーボンX SPE おすすめ理由その1
1つ目の理由は、ホカオネオネの代名詞であるメタロッカーテクノロジーによる前への自然なライド感です。メタロッカーテクノロジーとは、踵と爪先部分が反り上がった形状になっていることで、足が疲れてきたときに踵着地やミッドフット気味の着地になっても自然に前に体重移動を促してくれるデザインになっています。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、アウトソールがフラットソールになっており接地面積が大きいことです。これによりどこで着地しても比較的安定して着地できますし、足のグラつきやブレを防いでくれます。
おすすめ理由その3
3つ目の理由は、ホカオネの特徴でもある優しくて非常に軽量なクッションです。決して柔らかすぎず硬すぎないいい感じの素材感になっており、またカーボンX SPEはヒールカウンターもしっかりしているので安定性が高いです。
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第6位:asics アシックスメタレーサー 個人的に非常におすすめできるカーボン入りシューズです。良くも悪くもクセがなく、また日本人の足型に合ったシューズで、多くのランナーがそうであろうピッチ走法に比較的向いているカーボン入りシューズです。アシックスのカーボン入りシューズの歴史は非常に浅く、このメタレーサーが第一号機と言え、今後さらに進化していくと思うと、今後のアシックスのカーボン入りシューズに期待が膨らみます。
asics公式HPより おすすめ理由その1
1つ目の理由は、自然な前へのライド感です。アシックスの他のライドシリーズ(メタライド、エボライド、グライドライド)のような自然な爪先部分の反り上がりにより、蹴り出しの足の自然なヌケ感が味わえます。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、決して厚底すぎないミッドソールとそのやや硬めのクッション性(FlyteFoam)により、地面の接地感、蹴っている感覚が味わえることです。これによってとてもスピードがコントロールしやすく、足を高回転で回しやすくなります。Nikeのアルファフライネクスト%などは、どちらかというと踏み込んでそのあとびよーんとストライドで伸びるような走りの方が向いていますが、このメタレーサーは足を高回転で回していくような走りが向いています。カーボンの反発も強すぎないためピッチ走法が向いています。
おすすめ理由その3
3つ目の理由は、アウトソールがフラットソールになっており、しっかりと接地面積があることです。これにより足をどこからついてもしっかりと着地できますし、変なグラつきが抑えられます。ラスト(足型)も日本人の形状に合っているためどなたでもフィット感が高いシューズです。かかと部分はヒールカウンターは入っていなくアシックスにしては柔らかい素材感ですが、薄すぎる柔らかすぎる感じではなく十分なホールド感があります。
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第5位:asics マジックスピード アシックスが2021年4月に発売したレーシングシューズ4足のうち、比較的初心者にも履きやすいモデルがこのマジックスピードです。
おすすめ理由その1
1つ目の理由は、FlyteFoamブラストという反発性の強いミッドソールが使われています。これに加えてアシックスのライドシリーズから踏襲されているガイドソールテクノロジーという弓状のつま先が反り上がった形状になっているデザインによって、足首の屈曲が少なくなりふくらはぎではなく、ハムストリング・お尻の大きな筋肉をより動かせるのでより少ない力でスピードを出すことができます。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、カーボンプレートが前足部にしか搭載していないことです。これによって踵着地・ヒールストライクの初心者でも足へのダメージが少なく走ることができます。前足部に搭載されているカーボンプレートによって前足部の剛性が高く、体重が少し前に乗ると前にコロンとスムーズに体重移動・蹴り出しをすることができます。
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第4位:Puma ディヴィエイトニトロ PUMAが2021年に新発売したニトロシリーズ4足 の中でカーボンプレート入のモデルディヴィエイトニトロが第3位です。公式HPでも誰でも履きやすい厚底というコンセプトでプロモーションされていますが、クセがなくとても履きやすいレーシング、トレーニングシューズです。
おすすめ理由その1
1つ目の理由は、ニトロフォームという新開発のミッドソール素材です。従来のフォームよりも軽量で反発性がある素材で、足への衝撃をしっかりと吸収しながら、心地の良いリスポンス・推進力を生み出してくれます。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、カーボンプレートがフラット気味に入っていることです。これによって自分でペースをコントロールしやすく、ゆっくり目のジョギングからテンポアップしたペース走、インターバルまでこなせます。さらに、フラットソールになっているので接地面積が広くどこからでも(踵、ミッドフット、フォア)着地しやすいので初心者にも安心して履きやすいシューズです。
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第3位:New Balance ニューバランス フューエルセルTC とりあえずカーボン入りシューズに困ったらこれ買っておけば良いと手放しでおすすめできるシューズです。
NB公式HPより おすすめ理由その1
1つ目の理由は、かかと部分の柔らかいクッション(内側)と硬いクッション(外側)のバランスがとても良いことです。硬すぎず柔らかすぎないクッションになっており、日本人の多くのランナーがそうであるようにヒールストライク・踵着地のランナーに向いているモデルです。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、カーボンが自然な前への推進力を生み出してくれることです。Nikeのアルファフライネクスト%などは、カーボンの推進力は爆発的ですが一方でやや暴れ馬的な、推進力がしっかりと前にいかない・バラバラになる感覚があります。しかしながら、このフューエルセルTCのカーボンはとても優しく、かつしっかりと前に進んでくれる感覚です。すなわち、どの部分で接地してもしっかりとカーボンが前方方向への体重移動を促してくれる感覚です。やはり市民ランナー、サブ3.5、サブ4くらいのランナーにとって足が疲れてきたときが重要だと思いますが、そういった着地がぶれてきたときにでもしっかり前へスムーズに進んでくれるシューズです
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第2位:Hokaoneone カーボンX2 21年に発売された新作シューズであるカーボンX2はホカオネの特徴であるクッション性、メタロッカー構造にカーボンプレートによる推進力が加わった優しい履き心地のカーボンプレート入りシューズで、初心者の方に是非オススメしたいシューズです。
おすすめ理由その1
1つ目の理由は、ホカオネオネの特徴であるつま先と踵が反り上がったメタロッカー構造です。これにより着地から蹴り出しまでの重心移動がスムーズに行うことができ、省エネで前に進むことができます。さらにカーボンプレートが全面に入っていることによって、このライド感がさらに強くなっており着地してから勝手に前に押し出される感覚があり、カーボンプレートを潰すというよりはカーボンプレートに自然に乗って走れるシューズです。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、ホカオネオネの特徴であるクッション感のあるミッドソール素材です。もちろんクリフトン7などの初心者・ジョグ用モデルよりは若干硬い素材ですが、しっかりと足への衝撃を吸収してくれる、反発に特化したというよりは、クッションと反発を両立している素材感です。 また、かかと部分は2又に分かれており、踵の外側から自然に着地しても中央部分にナチュラルに重心を戻してくれる・ガイドしてくれる働きがあり、着地時の足のブレやぐらつきを防いでくれる安定感があります。初心者のランナーですとやはり脚力がついていないので、カーボンプレートシューズを履くと着地のブレで足腰を痛めやすいですが、この点このカーボンX2は初心者でも履きやすいシューズとなっています。
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第1位:adidas ボストン10 2021年6月に発売されたアディダスの新作シューズボストン10は、デイリートレーニング・ジョギングシューズでありながら、5本のエナジーロッドと呼ばれるカーボン素材のバーが入ったカーボン入りシューズです。初心者から上級者まで幅広いランナーにおすすめでき、日々のジョギングから、サブ4、5ランナーにとってはレーシングとしても使える最新シューズです。
おすすめ理由その1
1つ目の理由は、ライトストライクとライトストライクプロというアディダス独自の高反発・軽量なミッドソールが使われていることです。アディオスプロ1,2という本格的なアスリートやシリアス市民ランナーが履くレーシングモデルにも使われているミッドソールです。沈み込みが少なく、しっかり反発してくれる質感で、初心者ランナーにとっても扱いやすい操作性の高いシューズになっています。
おすすめ理由その2
2つ目の理由は、5本のカーボンバーです。中足骨に沿ったようにミッドソール内部に配置されているエナジーロッドと呼ばれるカーボンバーによって、着地から蹴り出しまでの重心の後ろから前への移動がスムーズになり、一歩一歩が楽に走ることができます。また、コンチネンタルラバーという、自動車のタイヤにも使われている耐久性とグリップ力の高いラバーがアウトソール全面に施されており、着地の安定性が高くなっています。
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まとめ やはりカーボン入りシューズを市民ランナー(初心者、サブ4、サブ3.5レベルのランナー)が選ぶときの基準として、安定性(足のぶれを抑えてくれる)、クッション性(厚底すぎない柔らかすぎない)、強すぎない反発力、地面の接地感というポイントがとても重要だと思います。やはり脚力や筋力、体幹がしっかりしていないうちは、自分である程度コントロールしやすい、足へのダメージが少ない、疲れてきたときでも履きやすいカーボン入りシューズをおすすめします。是非お気に入りの一足を見つけてランニングを楽しんでください!Have a nice run!!