asics アシックスのクッション系人気シューズであるグライドライド2について気になっている方多いのではないでしょうか?このページではそんなグライドライドについてアッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
2019年にアシックスが新たなコンセプト「Energy Saving Model」としてリリースしたライドシリーズが2021年2月にアップデートして発売されました。結論から言うと、今作は前作からのマイナーアップデートになりました。公式HPにもUPDATEと記載があり、大胆な仕様変更はありません。前作の特徴であるクッション性やロッカー構造によるスムーズな重心移動のアシストはそのままに、より安定性やフィット感が改善された作りになっています。
とは言え、グライドライドは多くのマラソン・ウルトラマラソンランナーから指示された疲れにくい・長く走れるシューズですので、今作のグライドライド2にも前作の良い部分がしっかりと踏襲されています。また、2019年に発売されたアシックスのライド三兄弟がしっかり2021年にすべてアップデートされてくるあたり(メタライド、エボライドもそれぞれカラーアップデートとスペックアップデート版がリリース予定)、アシックスとしてはゲルカヤノやGT2000シリーズに次ぐ次世代のマス向けのデイリートレーナーとしての位置づけをこのライドシリーズに託したいのではないでしょうか。
今後もこのライドシリーズの進化から目が離せません。そしてまだグライドライド1を履いたことがない人も、このタイミングで価格が下がってくると思いますので1も十分オススメです!!
基本情報 | |
ブランド | asics アシックス |
シリーズ | グライドライド |
モデル | グライドライド2 |
タイプ | クッション系 |
重さ | |
ヒールドロップ | |
対象ランナー | サブ4、完走、初心者、ウォーキング |
前作のグライドライド1の紹介はこちら↓
グライドライド2の詳細レビューパート2はこちら↓
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
全体的に前作からのマイナーアップデートと言えそうですが、その中でも変わったのがアッパーの素材感です。今作ではアッパーがより軽量化され、薄く無駄なものが削ぎ落とされている印象です。中足部のアシックスのマークも前作は立体的な素材感でしたが今作ではプリントされ薄くなっています。アッパーの柔らかさは前作より薄れよりホールド感があるような素材感になっています。
シュータンは、前作同様パッド・肉厚なタンになっており紐を締めたときの足の甲周りへのストレス・締めつけ感はありません。またヒールカウンターは前作同様しっかりと入っており、踵の履き口も肉厚な生地になっています。これにより踵着地したときの足のグラつきやブレを抑えてくれる安定性は高くなっています。
ミッドソールの特徴
ミッドソールは前作と同様です、前作は軽量で反発性に優れたFlyteFoamプロペルとFlyteFoamの2層構造で、前足部にはEVAシートという少し硬めの素材が入っていました。これにガイドソールテクノロジー(爪先部分が反り上がった構造)が加わることで、ランニングのときのエネルギー消費を抑えながら効率的に足を前に運ぶ、コロンと前に楽に進むような感覚が得られ、さらにEVAシートによって足がしっかり回転してくれるように走ることができます。
またFlyteFoamによって着地時の足への負担を軽減するクッション感も備わっています。アッパーの安定性としっかりとしたクッション・アシスト感と聞くと、ホカオネオネのクリフト7やボンダイ7、アラヒ4、アラヒ5のような感じもしますが、アシックスのグライドライド、FlyteFoamはホカオネシリーズのクッションよりももう少し硬い、さらに地面との接地感覚がつかみやすい感じです。
アウトソールの特徴
アウトソールも前作から少し変更がありました。まず、前作に比べて前足部と中足部の接地面積が大きくなりました。これによりより着地の安定感が増しています。また前作に比べて前足部のアウトソールの中央のくぼみが若干大きくなりました。グリップはほとんど足全体にはられているので、耐久性やグリップ力は十分高くなっています。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?是非レビューパート2も合わせて御覧ください!それでは Have a nice run!!
アシックス公式HP
https://www.asics.com/jp/ja-jp/
(画像は公式HPより引用)