プーマの最新クッション系人気シューズであるベロシティニトロについて気になっている方多いのではないでしょうか?そんなベロシティ ニトロについて基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
陸上のイメージが強いプーマは近年ランニングシューズでは若干影を薄めてきました。しかしながら2021年に入って、新しいミッドソールであるニトロフォームを引っさげて矢継ぎ早に新しいシューズをリリースしてきました。以前紹介したプーマ初のカーボンプレート入りのランニングシューズであるディヴィエイトニトロをリリースしただけでなく、今回紹介するベロシティニトロ、安定性に特化したエターニティニトロ、スピードに特化したリベレイトニトロ、なんと4足を矢継ぎ早にリリースしてきました。
クッション性と反発性に優れたニトロフォームと、TPUクリップによる安定性、そしてどんな路面でもしっかりグリップしてくれるPUMA GRIPというバランスの取れた高機能デイリートレーナーシューズがこのベロシティニトロです。リリースされる4足の中で最も幅広いランナーにおすすめしたい、日々のランニング、トレーニングで最も使いやすいシューズです。
基本情報 | |
ブランド | PUMA プーマ |
シリーズ | ベロシティニトロ |
モデル | ベロシティニトロ |
タイプ | クッション系 |
重さ | 258g |
ヒールドロップ | 10mm |
対象ランナー | サブ3.5、サブ4、完走 |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
アッパーはエンジニアードメッシュアッパーで柔らかく非常に通気性が高い素材です。ヒールカウンターは程よい硬さで履き口部分は肉厚な素材感になっているため安定感があり、着地時のグラつきや不安定さを抑えてくれる設計になっています。シュータンは非常に薄い素材のため紐を強く結ぶとやや締め付けを感じるかもしれません。
ミッドソールの特徴
ミッドソールはPUMAが新しく開発したニトロフォームが主に使われています。このニトロとはナイトロジェン=窒素のことで、フォームの中に窒素を無数にいれることによって非常に細かい気泡がクッション内にでき、それが潰れて戻ることによって高いクッション性、反発性を生んでくれるというものです。
ですので、Brooksのハイペリオンテンポに使われているDNAフラッシュと同じようなコンセプトで作られています。着地時にミッドソールがしっかりバウンド・反発してくれることによって前への推進力が生まれます。また、一部にはProform LightというEVAフォームが使われており、全体的にクッション性・安定性も高いミッドソールになっています。かかと部分にはTPU クリップが入っており、着地時の足のぐらつきを抑え、安定性を向上してくれます。
アウトソールの特徴
アウトソールは今回のニトロファミリー全てに使われているPUMA GRIPが採用されています。AdidasのContinental Rubberのような非常に耐久性とグリップ力に優れた素材です。グリップ力があることによってどんな路面でも安心して走れますし、地面へのエネルギー伝達が増えストライド向上やランニングエコノミー向上に繋がります。
類似シューズ・終わりに
ニトロフォームと同様の窒素を利用して作られたフォームのシューズや、PUMA GRIPと似たグリップを持つシューズを紹介します。
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非ベロシティ ニトロを履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
PUMA公式ホームページ
https://jp.puma.com/jp/ja/home
(画像は公式HPより引用)