asics アシックスのクッション系人気シューズであるゲルニンバスライト3について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなゲルニンバスライト3について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
ゲルニンバスと言えばアシックスのランニングシューズの中でも非常に歴史と人気のある安定性を重視したシリーズです。アシックスのお家芸とも言えるゲル(生卵を二階から落としてもわれない衝撃吸収材)をミッドソールに入れることによって、足へのダメージや負担軽減をしてくれるシューズです。
そのゲルニンバスをより現代的なデザインと軽量的なライトウェイトモデルにしたのがこのゲルニンバスライトシリーズです。
2021年1月に前作のゲルニンバスライト2がリリースされ、2021年後半に新作の3が登場しました。シリーズのコンセプトである、環境に配慮したエコフレンドリーな素材を利用した軽量なニンバス、というコンセプトはそのままで、2に比べてより軽量に進化しています。
基本情報 | |
ブランド | asics アシックス |
シリーズ | ゲルニンバス |
モデル | ゲルニンバスライト3 |
タイプ | クッション系 |
重さ | 255g |
ヒールドロップ | 10mm |
対象ランナー | サブ3.5、サブ4、完走、初心者 |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!前作の2との比較も交えながら紹介します。
アッパーの特徴
アッパーは前作同様、リサイクル素材を使用したメッシュアッパーを使用しています。
エンジニアードメッシュアッパーになっており通気性と伸縮性に優れています。前作のアッパーは若干野暮ったい、厚ぼったい感じの素材感でしたが今作はよりシンプルでフィット感の高い生地感になっています。
シュータンは前作よりもかなり薄めですが、少しパッド感がある肉厚な生地で紐の締付けによるストレスは少ないです。ヒールカウンターはしっかりしており、さらに履き口部分はパッドが入っている肉厚な生地感なので非常に安定性が高いです。インナーソールも柔らかく比較的厚めの素材で作られています。前足部はやや幅広な足型になっているため日本人の足に馴染みやすいのではないでしょうか。
ミッドソールの特徴
ゲルニンバス23はFlyteFoamプロペルという反発にすぐれた素材、そしてゲルニンバス24はFlyteFoamブラストプラスですが、このゲルニンバスライト3はFlyteFoamと前足部と踵の内部にゲルが入っています。
さらに、環境に配慮されて、かつ耐久性を高めるサステイナブルな有機由来の素材であるセルロースナノファイバーがFlyteFoamの素材の一部に使われています。前作とミッドソールの素材は同じですが、形状や構成がことなり前作と比べてミッドソールはより軽量な作りになっており、さらに柔らかい接地感になっています。
アウトソールの特徴
アウトソールは前作と同様の作りになっています。
アウトソールはとても接地面積が大きくなっており(中足部のくびれはあまりなく前足部も大きめに作られています)、着地の安定性が高いデザインになっています。また、アシックスの他のランニングシューズにも使われているグリップ力の高いAHAR PLUSが使われています。通常のゲルニンバス23には中足部にトラクションというねじれ防止のための硬い素材が施されていますが、ゲルニンバスライト3にはありません。それによって軽量性が増しています。かといってねじれに対する剛性は強く(柔らかすぎるということはない)、不安定さや屈曲しすぎることによるストレス感は少ないでしょう。
また、男女の体の作りや体重などの違いに着目し、ジェンダー別の作りになっています。男性は体重が重いのでよりしっかりした作りになっており、安定性が強くなっていますが、一方でウィメンズモデルはよりフレキシブルで柔軟な作りになっています。
類似シューズ・終わりに
ゲルニンバスライト3と似たようなクッション系のデイリートレーナーを紹介します!
以上、いかがでしたでしょうか?是非ゲルニンバスライト3を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
アシックス公式HP
https://www.asics.com/jp/ja-jp/
(写真は公式HPから引用)