Nike ナイキのクッション系人気シューズであるズームフライ5について気になっている方多いのではないでしょうか?このページではそんなズームフライ5 についてアッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
ナイキのレース系、テンポアップシューズの定番であるズームフライ5の新作がズームフライ4(2021年12月発売)に続いて2022年夏にリリースされました。
ズームフライといえば、トレーニング用、テンポアップシューズという位置づけですがサブ3、4前後のランナーにとってはレース本番でも使えるくらいの反発力と推進力を兼ね揃えた素晴らしいシューズです。カーボンプレートが前への強烈な推進力を生み出してくれるシューズです。
そして今回プレビューで紹介するのは、そのズームフライの最新シューズです。ズームフライ3から4への進化はマイナーアップデートでほとんどスペックの変更はありませんでしたが、今回の5は大きな変更になりました。ミッドソールに新たにZoomXフォームを内蔵し、定評のあるズーム フライ 4よりワンランク上の性能へUP。 このフォームを追加したことで、より軽量で反発性に優れたクッショニングシステムが搭載されました。
基本情報 | |
ブランド | Nike ナイキ |
シリーズ | ズームフライ |
モデル | ズームフライ5 |
タイプ | レース、スピード系 |
重さ | |
ヒールドロップ | |
対象ランナー |
ペガサス38の詳細レビューはこちら↓
エアズームテンポネクスト%のレビューはこちら↓
さらに、現在発売中のズームフライ4のレビューはこちら↓
良い点・気になる点
- ミッドソールが反発性の強いZOOM Xフォームと安定系のSR02フォーム、そしてフルレングスのカーボンプレートが搭載されていて、反発性、安定性、前への推進力がバランス良く発揮されます
- ミッドソールの側面が補強されており、着地時の横ブレやぐらつきを防いでくれます
- 前作と比べてアウトソールが幅広で、かつ前足部とかかと部分にラバーが搭載されているため安定性、耐久性が高くなっています
- アッパーは通気性とホールド感の高いメッシュ生地になっています
- 全体的に前作と比べて様々な機能が追加されているため、かなり重量感が気になるところです
- 見た目はエアズームテンポネクストのようなメッシュアッパーのため、雨天時に染み込みやすいような生地感になっていそうです
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
アッパーはテンポネクスト%に似たサンドイッチメッシュ生地が使われています。
テンポネクスト%では、弾力性と柔軟性のあるシースルーのようなフライニットと合成素材が合わさったアッパー「アトムニット」と呼ばれる新開発の素材が使われていました。
しっかりと足に吸い付いてフィットしてくれます。このフライニットと比べると、アトムニットの特徴はやや固めの素材のためスピードを出したときの足のグラつきを抑える働きがあることと、水を吸わない素材になっているため雨のときでも足が重くなることがないことです。また、通気性が高く夏場でも靴の中が蒸れにくく快適に保ってくれます。
シュータンはパッド感がある素材になっています。一方でかかとのヒールカウンターはペガサス39と比べると最小限の作りになっており、外付けのヒールカウンターなどは入っていませんが、ヒールの内側にはパッドがつけられておりかかとにフィットするような作りになっています。
ミッドソールの特徴
ミッドソールはZOOM Xフォームという高反発で軽量なナイキ独自の素材が使われています。ZOOM Xはナイキのレース用シューズであるヴェイパーフライやアルファフライなどにも使われている、前への強力な推進力を生み出してくれるミッドソールです。
さらにかかと部分にはSR2というしっかり目、安定感の高いミッドソールが搭載されています。また、ミッドソールの側面は補強されており着地時の横ブレが少なくなるようなスペックになっています。通常のランニングシューズ同様、中央・内側に柔らかい素材、外側が硬めのしっかりした素材が使われている形です。
また、フルレングスでカーボンプレートが搭載されており、安定感・スタビリティを発揮しつつロイター板として前への推進力を生み出してくれます。
アウトソールの特徴
アウトソールは前作に比べて大きく変更になっており、全体的に横幅が広くなり、着地の安定感がましています。また、アウトソールは前足部とかかと部分の全面にラバーが貼られており耐久性とグリップ力が高くなっています。
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