Mizunoの安定系人気シューズであるウェーブライダー26について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなウェーブライダー26について、基本スペックから良い点・気になる点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
MIZUNOのランニングシューズシリーズの中で最も代表的な1997年から販売されているフラッグシップモデルのWAVE RIDER ウェーブライダーシリーズの最新作が2022年10月にリリース!
2020年話題になったMizunoの「本気の反撃」、その真骨頂であるMIZUNO ENERGYという新しいミッドソール素材が搭載されたことで話題になった前前作の24から、前作25はマイナーアップデートでしたが、新作の26はミッドソールとアウトソールが大幅アップデートになりました。
スムーズなランニングを提供するため、ミッドソールのクッション素材であるミズノエナジーの厚みが増量されクッション性と反発性が更に進化しました。さらに、新形状のウエーブプレートにより、安定性を生み出し、接地から蹴り出しまでスムーズな体重移動と足運びを実現してくれます。
ミズノのランニングシューズは硬いという印象をお持ちの方も、今作を履いてみると印象が変わるくらい、最近のランニングシューズの柔らかさ・クッション性と高い反発力を兼ね揃えた、万人にオススメできるシューズです。
基本情報 | |
ブランド | Mizuno ミズノ |
シリーズ | ウェーブライダー |
モデル | ウェーブライダー26 |
タイプ | 安定系 |
重さ | 285g |
ヒールドロップ | 12mm |
対象ランナー | 完走、初心者、ウォーキング |
24、25のレビューは下記のページを参考にしてください
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!前作25との比較も交えながら紹介します。
アッパーの特徴
アッパーは伸縮性があり柔らかくホールド感のあるアッパー素材が使われています。これにより自分の足型にフィットしてくれる感覚が味わえます。さらに、伸縮性を補強するために側部にはPUプリントが施されており、伸縮性からくるぐらつきを抑えてくれます。これにより、走っているときにシューズの中で足が遊ばないぐらつかず、安定して走ることができます。
通気性がよくシューズの内部のムレが抑えられ、長時間履いていても快適に走ることができます。
前作の25同様にシームレスで一体成型・ワンピース構造になっており、縫い目が少なく足回りのフィット感がとても高いアッパーになっています。足を入れた時にどこかに当たるような違和感が一切なく気持ちの良い足入れです。
また、中足部のミズノのロゴであるランバードマークが前作同様に、今作では輪郭だけプリントされたような形になったことで、その分軽量化が施されています。
また、前作同様、シュータンはパッド感があるので紐の締め付けによるストレスはなく、シュータンの左右はアッパー内部とくっついているガセットタング構造になっており、中足部のホールド感は高くなっています。かかと部分の生地感は肉厚で、比較的深く作られているヒールカウンターの硬さもしっかりしているので着地のブレやグラつきが少ない設計になっています。
ミッドソールの特徴
前作のウェーブライダー25同様に全面にMIZUNO ENERGYが採用されています。このMIZUNO ENERGYは従来のミズノのミッドソール素材に比べ、柔らかさが約17%、エナジーリターン(反発性)が約15%向上した新しい素材です。
このMIZUNO ENERGYが上部と下部に搭載されているのですが、上部が2mm暑くなったことによって、より高いクッション性と反発性を発揮してくれます。全体として約17%もクッション素材が増量されています。
また、中足部にはミズノのお家芸でもあるミズノウェーブというプレートが搭載されています。これによって着地時のダメージやショックを緩衝しつつ、さらに足首のブレを抑え安定でスムーズなランニングをすることができます。また、柔らかいMIZUNOENERGYでこのプレートがサンドイッチされているので、着地時にプレートがしなって戻ろうとする力が前への推進力となってくれます。このミズノウエーブプレートは前作では内側部分にしか入っていなかったのですが、今作では外側にも搭載され、クッションがUPした分安定性も補強されています。
アウトソールの特徴
アウトソールは前作同様、X10というグリップ力と耐久性の高いラバーがほぼ全面につけられています。
前作の25では前足部のラバーには横方向に3つフレキシブルラインという溝がついていましたが、今作ではその溝が埋められています。屈曲するための溝がなくなったことで、よりスムーズな前への体重移動が可能になっています。さらに前足部の反り返りが前作よりも強くなっており、前にコロンと体重が自然に動くような構造になっています。
以上、いかがでしたでしょうか?それでは Have a nice run!!
MIZUNO公式ホームページ
https://www.mizuno.jp/running/
(画像は公式HPより引用)