BROOKS ブルックスのレース、スピード系人気シューズであるハイペリオンエリート2について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなハイペリオンエリート2について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
日本ではあまり知名度のないBrooksですが、母国アメリカではランニング専門のシューメーカーとしてNo.1のシェアを持っている非常に歴史と人気のあるブランドです。ゴースト、フロー、グリセリンなど様々なシリーズがあり、どれも奇をてらった感じはなくとてもフィット感、安定性が高い信頼のおけるシューズという印象です。ハイペリオンというシリーズはスピード系トレーニングやレース用のシューズという位置づけのシリーズで、ハイペリオンエリート1は2020年にブルックスが出した初めてのカーボン入りシューズです。開発になんと4年の歳月をかけて作られたと言われています。2020年の春にハイペリオンエリート1が発売されたからわずか半年でこのハイペリオンエリート2が登場しました。1との大きな違いはミッドソールで、ハイペリオンテンポにも使われている新しいフォームDNAフラッシュが使われています。
基本情報 | |
ブランド | BROOKS ブルックス |
シリーズ | ハイペリオン |
モデル | ハイペリオンエリート2 |
タイプ | レース、スピード系 |
重さ | 215g |
ヒールドロップ | 8mm |
対象ランナー | アスリート,サブ3, サブ3.5 |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
アッパーは前作のハイペリオンエリート1と同じメッシュアッパーが使われています。非常に薄く軽量な素材で柔らかいため若干安定性が心配ですが、カーボンプレートが入っていることによって安定性を補ってくれています。踵のヒールプレートは薄く柔らかく、シュータンもとても薄い素材感になっているのでフィット感は高いです。
ミッドソールの特徴
ミッドソールはDNAフラッシュという新しい素材が使われています。一般的なランニングシューズに使われているEVAに臨界状態で液化窒素ガスを充填することで無数の小さな気泡を作り、一般ソールに比べて32%軽量化・18%ソフト化・反発性は22%アップした、軽量性・クッション性・反発性の3つをバランス良く兼ね備えています。
ミッドソールの中には可変式カーボンプレートが入っており安定性と屈曲による反発を生み出してくれます。これによって接地と蹴り出しの安定感と軽快性が上がっています。ただし、全体的に強い反発や跳ね上げ感というよりはしっかりと体を支えつつも反発してくれるという感じで、靴の反発を利用し走るというよりは自分の脚力や重心移動を使って進んでいく感覚です。
また、つま先とかかと部分が反り上がっているラピッドソールテクノロジーによって、ゆりかごのように前にコロンと進んでくれる感覚があり、着地から足離れまでのスムーズな重心移動がすることができます。
アウトソールの特徴
アウトソールは上から見ると分かるように、エリート1と比べると幅広に作られています。また中足部のくびれもあまりなく、全体的な接地面積が広くなっていることからしっかりと着地の安定性が確保されています。ドロップは前作の10mmから8mmへと低くなったことから、より自分でペースをコントロールしやすい仕様になりました。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非ハイペリオンエリート2を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
BROOKS公式ホームページ
https://www.brooksrunning.co.jp/
(画像は公式HPより引用)