サッカニーの安定系人気シューズであるトライアンフ19について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなトライアンフ19について基本スペックから良い点・気になる点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
1989年にアメリカで設立された、最古のスポーツフットウェアブランドのサッカニー。日本ではあまり有名ではありませんが、アメリカでは非常に知名度と伝統のあるブランドで、1969年にあのアポロが人類初の月面着陸をした際に乗組員たちが履いていたシューズがサッカニー製であったということで、その信頼度が伺えます。
サッカニーのトライアンフシリーズは初心者向けのオールラウンドタイプのランニングシューズとして人気のあるモデルです。クッション性と安定性、そして耐久性が優れており、カーボンプレートなど入っておらず一つのミッドソール素材で構成されているためクセのない気持ちの良い履き心地です。
これからランニングを始めたいと思っている方の最初の1足として、さらには普段から走っているサブ4市民ランナーのデイリートレーナーとして活躍してくれるシューズです。
基本情報 | |
ブランド | Saucony サッカニー |
シリーズ | トライアンフ |
モデル | トライアンフ19 |
タイプ | 安定系 |
重さ | 290g |
ヒールドロップ | 8mm (かかと部分32.5mm、前足部24.5mm) |
対象ランナー | サブ4、完走、ジョギング、初心者 |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
前作からの変更点はアッパー部分のみです。
前作はダブルエンジニアードメッシュアッパーでしたが今作はモノメッシュアッパーになり、より軽量で薄く通気性の高い素材になりました。それにより前作から約20グラム軽量になっています。
また、かかと部分の足首周りはよりスッキリして圧迫感が少なくなりました。またシュータンは前作からかなり薄くなりました。シュータンはサイド部分がミッドソールとくっついているタイプなので、走っている最中にシュータンが左右や前にずれていくことはなく、中足部の心地よいフィット感があります。
また、アッパー全体にサッカニー独自のFORMFITテクノロジーが使われており、前足部にゆとりがある設計に加え、中足部のフィット感、踵部分のホールド感、足裏に動きに対する順応性が向上しました。
ミッドソールの特徴
ミッドソールは前作と同じスペックになっています。
ミッドソールはパワーランプラスというサッカニー独自のフォームが使われています。EVAのフォーム構造を改良し、これまでのサッカニーのクッショニングに比べて25%の軽量化、衝撃吸収5%が向上、3倍の耐久性、2倍の柔軟性を実現したミッドソールです。接地感としては硬すぎず柔らかすぎず反発をしっかり返してくれるミッドソールなのでクセがなく、誰にでも履きやすいミッドソールです。沈み込みも少ないのでブレなく安定した着地ができます。
アウトソールの特徴
アウトソールは前作と同じスペックになっています。
ほぼ全面にラバーが貼られており、耐久性とグリップ力が高くなっています。また、フラットソールになっており接地面積が大きいので、初心者の方のヒールストライク・踵着地の走り方でも安定した着地がしやすくなっています。
Saucony公式ホームページ
https://www.saucony.com/en/home