(最新詳細レビュー)オンクラウドブームエコーの履き心地・機能・特徴紹介/Review of On Cloudboom Echo 3.39/5 (1)

On オン

オンのレース、スピード系人気シューズであるクラウドブームエコーについて気になっている方多いのではないでしょうか?そんなクラウドブームエコーについて、基本スペックから良い点・気になる点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。

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基本情報

2009年にスイスで元トライアスロン選手の創業者によって設立されたOnはそのデザイン性の高さと走り心地の良さで多くの競技者に愛用されています。特にトライアスロンやウルトラマラソンのようなフルマラソンよりも足を酷使する競技のトップアスリートに愛用されていることから、そのクッション性と足への衝撃緩和力の高さが伺えます。Onオンの最大の特徴の1つはクラウドテックと呼ばれる一つ一つ独立した穴の空いたクッションソールと、クッションソールの上にあるSpeedboardと呼ばれる硬い素材です。

そのOnが昨年2020年に初めてのカーボンファイバーが入ったSpeedboardを搭載したCloudboomクラウドブームを発売しました。そして今年2021年6月22日にそのアップデート版である新作のCloudboom Echoクラウドブームエコーが発売されます。前作のシューズに対しての世界の競技者からの様々な意見・フィードバックを集め、それを最大限反映し、本社のあるスイスのOnのラボラトリーにて2年以上の研究期間を経て開発されました。快適な履き心地と爆発的なスピードを誇るエリートランナー向けのレーシングシューズがこのクラウドブームエコーです。

基本情報
ブランドOn オン
シリーズクラウド
モデルクラウドブームエコー
タイプレース、スピード系
重さ220g
ヒールドロップ8mm
対象ランナーサブ3、サブ3.5

良い点・気になる点

良い点・おすすめポイント
  1. 前作よりも爪先部分の反りが強くなり(ロッカー形状)重心移動がしやすく、接地時間が短くなりスピードを出しやすいシューズです
  2. スピードボードというミッドソールの中部にフルレングスで搭載されている硬いカーボンファイバー入の板が、重心を前に前にガイドしてくれます
  3. Onの世界特許技術であるソール形状「CloudTec」システム(竹輪のような穴の空いたミッドソール兼アウトソール)が、前作同様に2層に配置されており、ランナーのストライドに合わせて最適なクッショニングを提供してくれます
  4. ヒールストライク踵着地・ミッドフット着地でも踵に十分に施されているクラウドテック(CloudTec)によって反発が得られるので、フォアフットでなくてもスピードを出しやすいシューズです
  5. 超軽量の「Helion」スーパーフォームが融合したことで全体的に重さを感じず、柔らかすぎないクッションの反発とスピードボードの反発が合わさりスピードを出しやすい、足がポンポン跳ねるような感覚が味わえます
気になる点・悪い点
  1. 厚底カーボンシューズの柔らかい接地感ソールではなく、どちらかというと薄底シューズに似た接地感でやや硬い反発感、パンという瞬間的な反発感です
  2. アッパーはかなり薄くホールド感・補強は弱い軽量性特化のアッパーになっています
  3. 同様のカーボン入りレーシングシューズの中ではやや価格帯が高め(定価29,480(税込))と言えます。前作が22,000円程度だったのでかなり値上がりしました

こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング

サブ3レベルのエリート市民ランナーのロードレースや普段のトレーニングにおすすめできるシューズです。特に前作のクラウドブームよりもクッション性が高くなり、接地感のクセが少なくなったのでロングディスタンスに十分に対応できる誰にでも履きやすいレーシング兼テンポアップシューズになっています。

ミッドソールが固めの薄底シューズに似た接地感なので、ミッドソールを潰してその反発でストライドを伸ばして走るよりも、リズムよくパン・パンとテンポよくピッチ走法で足を高回転で回せるランナー向けなのかなという気がします。前足部着地でなくてもミッド・踵着地でもしっかりと反発を活かすことができます。厚底シューズのグニュッと潰れる感じのハイバウンド系のシューズ柔らかさではないため、あまり体重を載せすぎるとうまく走れないかもしれません。

ミッドソールのクラウドテック(竹輪のような穴の空いた独立したクッション)が中足部からかかと部分にかけてしっかりと施され、さらにアウトソールラバーがかかと部分に貼られているので踵着地・ヒールストライクでも十分なクッショニングと反発を得らるシューズです。また、カーボンファイバー入のスピードボードが安定性を担保してくれているのでブレが少なく、ある程度経験のある市民ランナー(サブ3.5~4)であれば履きこなせるシューズでしょう。

パーツごとの特徴

このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!前作のクラウドブームと新作のクラウドブームエコーを比較しながら紹介していきます。

アッパーの特徴

アッパーは前作同様にシングルレイヤーのエンジニアードメッシュになっており、非常に軽量で薄いため通気性に優れています。かなりアッパーのホールド感は弱く軽量性に振り切ったスペックになっています。
レーシングシューズのため軽量性を重視して、シュータンや履き口まわりの生地感は非常に薄くなっています。ただ、履き口の踵内側部分は立体構造というかパッド感のある素材になっており、くるぶし周りにフィットしやすくなっています。
ヒールカウンターは前作に比べて簡略化されており最低限の外部からの補強になっています。

前作に比べてラスト(足型)が日本人の足に合いやすいような前足部に若干ゆとりをもった足型に変更されています。

新作のクラウドブームエコー
新作のクラウドブームエコー ヒールカウンターの面積が小さくなった またクラウドテックCloudtecの左右の間(溝)が大きくなった
前作のクラウドブーム
前作のクラウドブーム

ミッドソールの特徴

クラウドブームエコーは、前作同様にクラウドテックと呼ばれる穴の空いた一つ一つキャタピラのように独立したクッションが2層構造になっています。2層に配置されたことで、ランニング中のストライドに合わせて適切なクッショニングを可能にし、衝撃による足へのダメージを軽減してくれます。前作との違いとして、かかと部分の2層構造がスピードボードの下側に配置された(前作ではスピードボードが2層の間に来ていた)ことで、よりかかと部分のクッショニングが増している印象です。

また、ただ単に2層構造になっているだけでなく側面から見てわかるように穴の位置がジグザグになっていることによって、着地時のダメージ吸収性・衝撃緩和力がとても強くなっています。特に前足部のクッション性が前作に比べて格段に良くなっています。これにより前作よりもロングディスタンスで使えるレーシングモデルに生まれ変わっています。
さらに、この2層のクラウドテックにスピードボードがサンドイッチされているのも特徴です。このSpeedboardにはカーボンファイバーが入っていますが、他のカーボンプレート入りシューズよりも、やや柔らかくしなやかに曲がるのが特徴です。このSpeedboardが前作異なり新たな形へと進化し、よりロッカー形状が強く・スムーズになったことで体重のスムーズな前への移動・ガイドと、接地時間を短くしスピードを生み出す強い蹴り出しをサポートしてくれます。

前作同様にクラウドテックの素材は、2020年にOnが新しく出したHelionという非常に軽く反発力のある素材になっています。一つ一つのクラウドテッククッションが潰れてまたもとに戻る反発を出してくれるので前への推進力が生まれます。

新作のクラウドブームエコー
新作のクラウドブームエコー 前作よりもつま先の反り上がり(ロッカー形状)が強くなった。また、かかと部分の2層のクラウドテックがスピードボードの下側に配置
前作のクラウドブーム 2層のクラウドテックの間にSpeedboard ヒールカウンターは新作よりも面積が大きい

アウトソールの特徴

Onオンの場合はミッドソールとアウトソールという概念があまりなく、アウトソールがそのままミッドソールになっていると言えます。
そのミッドソールの特定の部分にグリップと耐久性があるラバーがつけられているというシンプルなものになっています。
前作と異なり、ラバーの面積はより簡略化され前足部とかかと部分に絞られて貼られています

カーボン製のスピードボードですがアウトソールの屈曲性は高くなっています。

新作クラウドブームエコー ラバーの面積が小さくなった
前作のクラウドブーム

終わりに

このタイミングで価格が落ちてきて2万円を切っている前作のクラウドブームの購入もコスパが良いのでおすすめです。

以上、いかがでしたでしょうか?それでは Have a nice run!!
On公式HP
https://www.on-running.com/ja-jp

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