Mizunoのスピード系人気シューズであるウェーブシャドウ5について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなウェーブシャドウ5について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
MIZUNOのフラッグシップシリーズであるWAVERIDERウェーブライダーがマラソン完走目的のための入門編シューズであるのに対し、このウェーブシャドウ5は、少しランニングに自信や経験がついてきてもう少し本格的にトレーニングをしたいサブ4~サブ3.5くらいのランナーにおすすめできるトレーニングシューズです。
ミズノ独自のミッドソール素材「MIZUNO ENERZY」と中足部に搭載した「MIZUNO WAVE」の組み合わせが、ミッドフット接地における高い反発性と安定性を発揮してくれます。さらに、薄底のスタックのウェーブシャドウ5でトレーニングすることによって、よりスピードの出しやすいミッドフット走法をカラダに覚え込ませることができます。
「加速を鍛えるミッドフット」という公式コンセプト通り、中足部で安定して着地をして、接地時間短く蹴り出すまでに必要なスペック(反発性・安定性・接地感)が詰まったワークアウトシューズといえます。
基本情報 | |
ブランド | Mizuno ミズノ |
シリーズ | ウェーブシャドウ |
モデル | ウェーブシャドウ5 |
タイプ | スピード系 |
重さ | 250g |
ヒールドロップ | 8mm |
対象ランナー | サブ3.5、サブ4 |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
アッパーはモノフィラメントエンジニアードメッシュが使われており、軽量性と通気性が非常に高くなっています。縫い目もほとんどないため足入れのときに違和感なくすっとフィットしてくれます。
また、前作同様にガセッッドタングと言われる、シュータン・ベロの両側がストレッチ性の高いゴム状の素材でアッパーの内側左右に固定されています。これによって中足部のフィット感・ホールド感が高くなっています。また走行中にシュータンがずれることもなく、快適なランニングをサポートしてくれます。
かかと部分はヒールカウンターの補強材が外側に張ってあり、さらに履き口周りの生地感が若干厚くなっているので着地の足のブレが少なくなっています。
ミッドソールの特徴
ミッドソールのスペックはほぼ前作と同じです。
まず、ミズノの新技術である柔軟性とエナジーリターンが従来のフォームよりも高いMIZUNO ENERGYがミッドソール全体に搭載されており、着地の衝撃をしっかりと反発と前への推進力に変えてくれます。
ミズノエナジーは従来のミズノのミッドソールよりも柔軟性が約17%、エナジーリターンが約15%向上したミズノ史上最高の高反発素材です。
次に、MIZUNOの特徴であるフォームウェーブ(硬さの異なる素材を2つ波状に組み合わせたフォーム)が中足部外側から前足部内側に搭載されています。これによりミッドフットで外側から着地して、スムーズに足の親指に抜けていく感覚、まさに「どうぞミッドフット走法してください」というガイド感が味わえます。ミズノのフラッグシップモデルであるウェーブライダーは踵部分にミズノウェーブがありますが、このウェーブシャドウは意図的に中足部にウェーブフォームがあるのが大きな違いです。
アウトソールの特徴
アウトソールは前足部とかかと部分がつながっているフラットソールになっており、接地面積が大きいので安定性が高くなっています。
かかと部分にはX10と呼ばれる耐久性の高いラバーが使われています。前足部のラバーは小指側から着地して拇指球側で蹴り出す流れがスムーズなように流れに沿ったラバーが貼られています。
前作のウェーブシャドウ4
新作のウェーブシャドウ5は前作のウェーブシャドウ4からのマイナーアップデートなので、この価格が下がってきている前作の購入はコスパが高くなっています。
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非ウェーブシャドウ5を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
MIZUNO公式ホームページ
https://www.mizuno.jp/running/
(画像は公式HPより引用)