サッカニーのレース、スピード系人気シューズであるキンバラ12について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなキンバラ12について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
1989年にアメリカで設立された、最古のスポーツフットウェアブランドのサッカニー。日本ではあまり有名ではありませんが、アメリカでは非常に知名度と伝統のあるブランドで、1969年にあのアポロが人類初の月面着陸をした際に乗組員たちが履いていたシューズがサッカニー製であったということで、その信頼度が伺えます。日本では国内最大級の靴のリテーラーであるABCマートが総代理店となり販売をしています。
波系のスタイリッシュなシンボルマークとランナーのことを考え抜かれて作られた機能とデザインは日本でも徐々に多くのランナーに指示されつつあります。サッカニーのランニングシューズの代表的なシリーズといえばこれと言えるほどの人気のあるキンバラシリーズの最新作12代目が2021年に登場しました。なんと言っても破格の安さ定価で税込み8,811円は驚きです。最高コスパシューズを紹介します。
基本情報 | |
ブランド | Saucony サッカニー |
シリーズ | キンバラ |
モデル | キンバラ12 |
タイプ | レース、スピード系 |
重さ | 213g |
ヒールドロップ | 4mm |
対象ランナー | サブ3.5、サブ4、完走 |
良い点・気になる点
- 定価が8,811円という非常にお求めやすい価格になっており、この機能とこの価格であれば非常にコストパフォーマンスの良いシューズと言えます
- 非常に軽量で反発性のあるパワーランというミッドソールクッションがテンポの良い走りを実現してくれます
- 通気性とフィット感に優れたアッパー素材
- つま先と踵が反り上がったロッカー構造になっておりスムーズな重心移動をガイドしてくれます
- 前作の11と比べてアウトソールの形状(ラグパターン)が改良されグリップ力が向上しています
- やや硬めのクッション感で反発性に優れた素材なので、ふかふか・柔らかな質感を求めている方には硬いと感じるかもしれません
- アウトソール面の強化ラバー面は少なくミッドソールがほとんどむき出しなので耐久性は少し気になります
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
アッパーはエンジニアードメッシュで通気性に優れています。比較的薄く、柔らかい軽量な素材になっていますが、しっかりと足にフィットしてくれます。シュータンは前作と比べてかなり薄手になっていますが、紐による締付けやストレスは感じにくいです。ヒールカウンター部分にはプラスチックの強化素材がつけられており着地のブレやぐらつきを一定程度抑えてくれます。
ミッドソールの特徴
前作からミッドソールのアーチ形状が改良されスムーズな足運びができるようになりました。中足部のソールにはPWRRUNというクッション素材、前足部のソールのクッション素材には PWRUN+を搭載しエネルギー効率が 8%UPスピードランから中長距離、さらにはデイリーランまであらゆるシーンに対応するトレーニング効果抜群の軽量スピード型万能モデルになりました。このミッドソールの質感としてはどちらかと言えば硬めの、反発に優れた素材感です。靴の屈曲性は高く柔らかい素材感のため自分で地面を蹴って走りやすいシューズです
アウトソールの特徴
アウトソールは前作から形状が改良されグリップ性能が向上しています。また踵とつま先の一部には耐久性とグリップ力に優れる素材’XT-900’が搭載されています。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非キンバラ12を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
Saucony公式ホームページ
https://www.saucony.com/en/home
(画像は公式HPより引用)