BROOKS ブルックスの安定系人気シューズであるアドレナリンGTS21について気になっている方多いのではないでしょうか？そんなアドレナリンGTS21について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
日本ではあまり知名度のないBrooksですが、母国アメリカではランニング専門のシューメーカーとしてNo.1のシェアを持っている非常に歴史と人気のあるブランドです。ゴースト、フロー、グリセリンなど様々なシリーズがあり、どれも奇をてらった感じはなくとてもフィット感、安定性が高い信頼のおけるシューズという印象です。今回紹介するアドレナリンGTS21は21代目であることから、アドレナリンシリーズの人気の高さが伺えます。アドレナリンの特徴はなんと言ってもマックスクッションと安定感です。これからランニングを始めたい方、マラソン完走を目指している方におすすめできる安心して使えるランニングシューズです。
| 基本情報 | |
| ブランド | BROOKS ブルックス |
| シリーズ | アドレナリン |
| モデル | アドレナリンGTS21 |
| タイプ | 安定系 |
| 重さ | 295g |
| ヒールドロップ | 12mm |
| 対象ランナー | サブ4、完走、初心者、ウォーキング |
良い点・気になる点
- ブルックスの代名詞とも言えるクッションソールDNALOFTが全面に、かつ厚く使われており非常にクッション性が高いです
- GUIDERAILSテクノロジーにより着地時に足が外側や内側に倒れ込むのを防いでくれ、非常に高い安定性があります
- クッションは約500km走ってもそのクッション力は変わらず、さらに非常に厚みのあるアウトソールラバーも耐久性に優れています
- アウトソールに縦のライン（ガイドレール）が入っており前へのスムーズな重心移動を促してくれます
- 300g近くあるためやや重さを感じるかもしれません
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます！
アッパーの特徴
アッパーは厚めのエンジニアードメッシュになっておりシンセ急性と通気性と耐久性が高い素材です。シュータンはパッド感のある厚みのある素材のため紐の締付けやストレスは気にならないでしょう。かかと部分は肉厚で左右に出っ張りがあるためかなりホールド感に優れています。
ミッドソールの特徴
ミッドソールはBROOKSの代名詞と言えるDNAフォームが使われています。これは体重が違うランナーが履いても同じようなクッション感や反発感が得られるという、まるでオーダーメイドのクッションのような素材になっています。
そのDNAフォームにさらにラバーと空気を加えたのが今回使われているDNALOFTというフォームで、DNAフォームよりも更に耐久性とクッション性に優れています。ただし、決して柔らかい感じのフォームというより、硬すぎず柔らかすぎずといういい塩梅の硬さと言えます。踵から中足部の左右にはGUIDERAILES2.0というテクノロジーが使われています。これは、足が着地するときの回内や回外といって、足が内側や外側に倒れ込んでしまいすぎることによる怪我（回内しすぎるとオーバープロネーションになってしまう）を防ぐ技術です。
これにより左右のブレがすくなくなるため省エネ、効率的に前へのエネルギー・推進力を生み出すことができます。ドロップは12mmと比較的踵と爪先部分の高低差が大きいシューズになっているため、スムーズな蹴り出し、足抜けを感じることができます。
アウトソールの特徴
アウトソールはとても厚みのあるラバーが搭載されています。左右に溝が入っているためしっかりと足の動きにフィットしてくれます。また、縦方向にも溝が入っていて、着地から蹴り出しまでのスムーズな重心移動を促してくれます。シャンクは入っていませんが、着地時の足のねじれを防いでくれる安定性があり、疲労軽減やストレスを緩和してくれます。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか？気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです！是非アドレナリンGTS21を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
BROOKS公式ホームページ
https://www.brooksrunning.co.jp/
（画像は公式HPより引用）