Nike ナイキのレース、スピード系人気シューズであるズームXストリークフライについて気になっている方多いのではないでしょうか?このページではそんなズームXストリークフライについてアッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
2022年2月、ナイキが新作の薄底レーシングシューズであるストリークフライをリリース!
これまでのナイキと言えば、アルファフライやヴェイパーフライに代表される厚底カーボンシューズがレーシングモデルの顔でしたが、このストリークフライはフルやハーフよりもショートディスタンス、5-10キロ程度のレースに使えるより軽量で反発性、弾力性に優れたレーシングシューズです。
ストリークフライは、一言で言えば厚底のヴェイパーフライと薄底ストリーク7やストリークLT3が融合したレーシングシューズです。
様々なアスリートからのフィードバックや試走を経て開発されたこのシューズの最大の特徴はミッドソールです。まず、厚みが約25mmと、通常の厚底シューズの39mmに比べて薄くなっています。そしてミッドソール素材には、ヴェイパーフライ同様ズームXという軽量で反発性の高い素材、カーボンプレートが搭載されています。
アッパーは非常に薄く、軽量で通気性の高い素材となっており、全体としてとても軽量で200gを切る軽さです。まさにアスリート、シリアスランナーにピッタリの短距離のレーシングシューズという位置付けです。
基本情報 | |
ブランド | Nike ナイキ |
シリーズ | ストリーク |
モデル | ストリークフライ |
タイプ | レース、スピード系 |
重さ | 170g |
ヒールドロップ | 6mm (踵32mm、前足部26mm) |
対象ランナー | サブ3、アスリート |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!ヴェイパーフライとの比較も交えながら紹介します。
アッパーの特徴
アッパーは軽量性に振り切ったデザインになっています。非常に薄く通気性の高いエンジニアードメッシュ素材になっており、ヒールカウンターはほとんどないためアッパー自体のホールド感は高くありません。ただ、厚底シューズでなく薄底かつ中足部にシャンクが入っているため着地時の横ブレや不安定さは全体として抑えられています。
アッパーの素材感としてはヴェイパーフライに似ていますが、ヴェイパーフライの方が前足部の補強やヒールカウンターなど、若干ホールド性や耐久性が高い印象です。
ミッドソールの特徴
ミッドソールはZOOM Xフォームと中足部に内蔵されているのカーボンプレート・シャンクで構成されています。薄底シューズということもあり、フルレングスでカーボンプレートが入っていると硬い、クッション性に欠けるというランナーからの開発中のフィードバックを反映し、カーボンプレート・シャンクは中足部だけになっておりZOOM Xのクッション性を優先させています。
ZOOM Xフォームは軽量性と反発性に優れたPebax性のミッドソール素材で、ヴェイパーフライやアルファフライなどのレーシングシューズに搭載されています。
一方で、ヴェイパーフライの場合は39mmと厚めのミッドソールになっておりフルレングスでカーボンプレートが入っています。外から見てもとても肉厚なミッドソールの中に、スプーンのような形状のカーボンプレートが全面に入っており、これが着地時の安定性及び屈曲して戻るときの強い前への推進力を生み出してくれるとともに、重心のスムーズな前への移動をアシストしてくれます。
アウトソールの特徴
アウトソールはヴェイパーフライ同様にフラットソールになっており、前足部にグリップ力・耐久性に優れたラバーが施されています。アウトソールにはヴェイパーフライでは縦方向だった溝が、ストリークフライでは横方向に溝が入っています。これによってより前へのグリップ力が高められています。ある程度のスピードで走るランナー向けなので、メインはフォア・ミッド気味の着地を想定されて作られていますが、ヒールストライクでも使いやすいようなジェネラティブデザインになっています。
カラー展開
現在登場している別のカラーもかっこいいですね!
以上、いかがでしたでしょうか?今回の新作シューズも多くのランナーに指示されそうです。それでは Have a nice run!!
ナイキ公式ホームページ Nike.com
https://www.nike.com/jp/