asics アシックスのスピード系人気シューズであるターサーエッジ3について気になっている方多いのではないでしょうか?そんなターサーエッジ3について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
アシックスの薄底系のシューズの中で根強い人気をもつターサーシリーズの最新作ターサーエッジ3が2021年9月にリリースされました。前作の2からさらにフィット性やクッション性がアップしたサブ3を狙うランナーのためのハイエンドレーシングモデルです。
そもそも、このターサーというシリーズは、アシックス独自開発のミッドソール素材や機能を兼ね揃えた、 軽量で優れた反発性やグリップカを持つスピ ードを出しやすい、ランニングシュ ーズです。 初代モデルは今から35年以上前に発売されており、最近はターサーエッジというシリーズ名に代わり、毎年アップデートされています。
新作の3では、前作よりもミッドソールが2ミリ厚くなり反発性はそのままにクッション性が増し、さらにアウトソールのラバー素材や形状が進化し耐久性とグリップ力がアップしています。自分の足で蹴る感覚とクッション・反発性を研ぎ澄ませた本格的なレーシングシューズです。
基本情報 | |
ブランド | asics アシックス |
シリーズ | ターサーエッジ |
モデル | ターサーエッジ3 |
タイプ | レース、スピード系 |
重さ | 191g |
ヒールドロップ | 10mm |
対象ランナー | サブ3 |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!前作のターサーエッジ2との比較も交えながら説明します。
アッパーの特徴
前作の2はアダプトメッシュ2.0というやや硬めのホールド感重視の素材になっていましたが、新作3のメッシュ製のアッパー生地は前作に比べてより柔らかい伸縮性の強い素材になっているためホールド感はそのままにフィット感がUPしています。
アッパーの素材にゴムのように伸縮するキックバック性の強いフィルム補強材が内蔵れており、ランニング中の蹴り出し時における靴底のフィット感が向上し、足にしっかりと靴がついてくる、吸い付いてくれます。
前足部のアッパーは2に比べてシームレスで縫い目がなくなっており、生地の足当たりが向上しています。かかと部分の履き口は、前作よりもスリムでかかと部分が奥に窪んでいる形になっているので、走行中にかかとのヌケ感が少なくなりホールド感がUPしています。
ミッドソールの特徴
ミッドソールは前作2ではFlyteFoamプロペルでしたが、新作3ではFlyteFoamという反発力と安定性の強い素材が使われています。前作からのアップデートは、そのFlyteFoamプロペルの厚みが約2ミリ厚くなったことでクッション性が向上したことです。これによってランニング中の足へのダメージが軽減されやすくなっています。
FlyteFoam自体の接地感としては、硬め、しっかり目の接地感で、反発性と安定性のバランスに優れたミッドソールになっています。
アウトソールの特徴
前作の2からアウトソールは大きく変更になりました。
前作2ではライトレーサーなどにも使われているデュオソールというチップのついたソールになっていましたが、新作では3D TETRA SOLEという耐久性とグリップ力に優れたラバーに変更になりました。この3D TETRA SOLEは、グリップ力を生みだすトレッドを立体的なテトラ形状にすることで、接地面積を多くとりながら路面をしっかりとらえ、ランナーが持つキック力を充分に生かすことができるようになっています。
また、新作ターサーエッジ3のアウトソールの前足部は、3種類の異なる素材を組み合わせることで優れた耐久性、軽量性、クッション性、グリップ性を発揮し、前方へ推進しやすくなっています。前足部の外側は足へのダメージを軽減してくれる柔らかなラバー素材、そして中央部は3D TETRA SOLE、そして、つま先部分は蹴り出し時のエネルギーを効率的に伝えてくれるグリップ力ASICS RUBBERになっています。これらの複数の素材が相まって、地面を噛むような強いグリップ力が生まれます。
アウトソールの中足部は前作同様に、靴底の中部から前部にかけて「プロパルションプレート」を搭載しています。シューズの不要なねじれを抑えながらプレートがしなり、前方への推進力を生みだしてくれます。このプレートが屈曲し戻ろうとすることによって前への推進力が生まれる仕組みになっています。
価格と類似シューズ
定価は税込み15,400円ですが、前作の2は価格がかなり下がってきており、9,000円~10,000円台で販売しているオンラインストアが目立ちます(スタンダード幅、一部のカラー)。
類似シューズとしてよく挙げられる薄底のレーシングシューズ、アシックスの薄底の最上位モデルソーティマジック、ハンゾーWやライトレーサー3、アディゼロタクミセンのスペック・評価・レビューは下記のリンク先のページを参考にしてください。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非ターサーエッジ3を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
アシックス公式HP
https://www.asics.com/jp/ja-jp/