東京オリンピック男子マラソンが行われ、1位は世界No.1ランナーエリウド・キプチョゲ選手でした。ラスト10キロは圧巻の独走、さすが世界記録保持者、本当に素晴らしい走りでした。そして日本代表の大迫選手が6位入賞というすばらしい結果になりました。ラスト10キロの大迫選手の怒涛の追い上げ、感動しました。札幌とはいえ夏場の厳しい暑さの中、日本の選手3名、大迫選手、服部選手、中村選手は本当に頑張ってくれました!
この記事では、男子マラソン選手が履いていたカーボン入りシューズをまとめていきます。
トップ選手の履いていたシューズ
さて、私は選手の応援もそうですが、トップ選手がどのメーカーのカーボン入りシューズを履いているのかも気になりながら観戦していました。
下記では、1位のケニアのエリウド・キプチョゲ選手、2位オランダのナゲーイェ選手、3位ベルギーのアブディ選手、そして4位、5位の選手が履いていたカーボン入りシューズ、また日本人選手が履いていたシューズについてまとめてみます。女子のトップ3選手と違って、男子のトップ3選手は全て同じシューズを履いていたのが驚きです!
女子選手のカーボンプレート入シューズまとめはこちら↓
ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2
1位のケニアのエリウド・キプチョゲ選手(2:08:38)、 2位のオランダ、3位のベルギーの選手が履いていたのがナイキのヴェイパーフライネクスト%2でした。前回大会に引き続き2連覇!素晴らしい走りでした。
直近のレースでは、キプチョゲ選手はアルファフライを履くこともあったので、ヴェイパーフライを選択したのは少し驚きでした。また、日本の大迫選手、中村選手、服部選手のヴェイパーフライを履いていました!
ZOOM Xフォームというミッドソール素材と、フルレングスのカーボンプレートによる非常に強い反発力が魅力のレーシングシューズです。アルファフライと違い、アウトソールがフラットソールになっていて、接地のスイートスポットが大きめのため、多くの市民ランナーにも愛される対象ランナーがアルファフライよりも広いシューズと言えます。
ナイキ アルファフライネクスト%
4位のケニアのチェロノ選手が履いていたのがアルファフライネクスト%でした。
今大会の最も多くの選手がこのシューズを履いてましたが、最も推進力・反発力の強いシューズです。ここ2年くらいトップ選手のほとんどがこのシューズを履いています。今大会でエリウド・キプチョゲ選手がこのシューズを選んでこなかったのは驚きです。
アシックス メタスピードスカイ
5位のスペインのラムダセム選手が履いていたのが、日本のメーカーアシックスが2021年にリリースしたメタスピードスカイでした。
FlyteFoamブラストターボという軽量で高反発なミッドソールとフルレングスのカーボンプレート、そしてグリップ力の強いアシックスグリップがアウトソールに搭載されている、ナイキのヴェイパーフライキラーと言われる高性能シューズです。ラムダセム選手以外にもこのメタスピードスカイを何名か履いていましたね。
以上、いかがでしたでしょうか。ナイキだけでなく、多様なレーシングシューズが見られとても楽しい・白熱したレースでした。
ぜひお気に入りの一足を見つけてランニングを楽しんでください!