Nike ナイキの安定系人気シューズであるズームストラクチャー24について気になっている方多いのではないでしょうか?このページではそんなズームストラクチャー24について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
最近のナイキのランニングシューズの中では珍しいシリーズである、安定感とホールド感のある「ストラクチャー」シリーズの最新作24が2021年夏にリリースされました。
オーバープロネーション(着地時に足が過度に内側に内側に倒れ込む事による怪我)対策をテーマに開発されたシリーズで、1991年に初代が開発され長く多くのランナーに愛されてきました。
前作23はあくまで「復刻版」という位置づけで、このシリーズが今後続くのかは未定でしたが新作の24が登場したことから、今後もストラクチャーシリーズが更新されていくようです。このシューズは初心者向けのセーフティモデルとしてとても良いので個人的には是非今後も続いていってほしいです。
ストラクチャーシリーズは、その名前の通りナイキの中で最も安定性に優れたシリーズです。今ではNikeの怪我防止というテーマのランニングシューズはリアクトインフィニティなどが主流になっていますが、やはり足のブレやぐらつきが気になるランナーもいると思います。このズームストラクチャー24はリアクトフォームなどの柔らかいフォームだと少し不安・違和感があるランナーにおすすめできる安定系のシューズです。
そして、安定性だけでなく、前足部に内蔵されたZoom Airユニットが、高反発のクッショニングを発揮してくれます。踏み出すたびにエネルギーリターンを実現し、最適な履き心地でストライドをサポート。フォームミッドソールと組み合わせることで、しっかりと安定感のある快適な着地を実現します。
基本情報 | |
ブランド | Nike ナイキ |
シリーズ | ズームストラクチャー |
モデル | ズームストラクチャー24 |
タイプ | 安定系 |
重さ | 312g |
ヒールドロップ | 8mm |
対象ランナー | サブ4、完走、ジョギング、初心者、ウォーキング |
なお前作のエアズームストラクチャー23のレビューは下記のページから↓
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!前作の23との比較を交えながら紹介します。
アッパーの特徴
アッパー部分が前作23からの主なアップデート点です。
アッパーはエンジニアードメッシュが使われています。多くのランナーのデータやフィードバックを活用して、前足部中足部の通気性が強化されています。全体的に肉厚なしっかりとした生地感でホールド感と通気性が高いアッパーになっています。
また、ダイナミックフィットシステムという靴紐のシステムになっており、好みのフィット感に調節しやすくなっています。足中央部のアーチバンドがシューレースと連動して、より快適でホールド感のある履き心地があります。 シューレースで足をしっかり固定し、好みの履き心地に調節が可能です。
クッション性に優れたシュータンになっており、シューレースと足の間のパッドとして機能してくれます。また、足のかかと部分をしっかり包み込む成型ヒールになっており、蹴り出しの際に足のかかと部分のヌケ感がないホールド感があります。さらに、履き口の裏地が変更されており、より柔らかく耐久性のある履き心地になっています。加えて、ランニング中のソックスのずれも防止します。
ヒールカウンターは硬めになっており、踵着地でもぐらつき・不安定さが抑えられるようになっています。
ミッドソールの特徴
ミッドソールは前作の23から変更はありません。
比較的硬めで沈み込みの少ないフォームミッドソールが搭載されており、オーバープロネーション対策のために足の内側・かかと部分のミッドソールが外側に比べてやや硬めになっています。これによって、足が過度に内側に入ることを防いでくれます。アシックスでいうとゲルカヤノやGT2000などに使われているDUOMAX、ニューバランスで言うフューエルセルプリズムなどに使われているMEDIAL POSTと同じような機能です。
また、前足部には空気の入ったZoom Airが内蔵されているため、しっかりと前への推進力を生んでくれます。前足部のZoom Airユニットが高反発のクッショニングを発揮してくれます。 足を踏み出すたびに地面からの衝撃を前へのエネルギーに変え、前への推進力を生んでくれます。 フォームミッドソールとの組み合わせで、着地時にしっかりと安定していながらも、滑らかで安定感のある履き心地があります。
アウトソールの特徴
アウトソールも前作からの変更はありません。
何百人ものランナーのデータを参考に、かかと部分にクラッシュパッドが配置されています。 抜群のクッション性により、かかとからつま先への体重移動をサポートしてくれます。
ラバーアウトソールは、長距離ランに適した耐久性のあるデザインになっており、ほぼ全面につけられています。 側面のクラッシュレールと前足部のフレックスグルーブ(溝)を組み合わせたタフで柔軟性・屈曲性に優れたデザインになっており、かかとからつま先までのスムーズな移動をサポートします。
また、上から見てもわかるようにアウトソールが大きく、かつフラットソールのため、接地面積が大きく作られています。これによりどこからでも安定して着地をすることができます。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非ズームストラクチャー24を履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
ナイキ公式ホームページ Nike.com
https://www.nike.com/jp/
(画像は公式HPより引用)