(最新詳細レビュー)ブルックスゴースト14の履き心地・機能・特徴紹介/Review of BROOKS Ghost 14

BROOKS ブルックスのクッション系人気シューズであるゴースト14について気になっている方多いのではないでしょうか？そんなゴースト14について基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。

セルフマッサージで筋膜リリース
基本情報
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
終わりに

セルフマッサージで筋膜リリース

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基本情報

日本ではあまり知名度のないBrooksですが、母国アメリカではランニング専門のシューメーカーとしてNo.1のシェアを持っている非常に歴史と人気のあるブランドです。
ゴースト、フロー、グリセリンなど様々なシリーズがあり、どれも奇をてらった感じはなくとてもフィット感、安定性が高い信頼のおけるシューズという印象です。
このゴーストシリーズはアメリカのランニング専門誌において過去幾度となくクッション系シューズのNo.1シューズとして選出されたこともある、非常に人気と歴史のあるシューズです。
これからランニングを始める人から完走を目指す人まで、幅広いビギナーに手放しでおすすめできるシューズです。

前作のゴースト13は初心者向けの安定・クッション系シューズとして非常に素晴らしいシューズでしたが、2021年に発売される新作のゴースト14も前作同様に初心者に優しいシューズとなっています。前作よりもDNA Loftという柔らかいミッドソール素材の割合が増えたことによってよりクッション性が増した、誰でも安心して履けるランニングシューズです。

	基本情報
ブランド	BROOKS ブルックス
シリーズ	ゴースト
モデル	ゴースト14
タイプ	クッション系
重さ	280g
ヒールドロップ	12mm
対象ランナー	サブ4、完走、初心者、ウォーキング

良い点・気になる点

良い点・おすすめポイント

ブルックスの代名詞とも言えるクッションソールDNALOFTが全面に同じ密度で使われており、前作よりもクッション性・接地のやわらかさが増しました
クセのない、ハズレのない心地の良い履き心地で初心者におすすめできるセーフティモデルです
アウトソールのラバーグリップが柔らかいながらもグリップ力と耐久性に優れています
アウトソールがフラットソールでラバーがほぼ全面に貼られているため、着地の安定性が高くグリップ力・耐久性も高くなっています
３Dフィットプリントテクノロジーという、人間のランニング中の足にフィットしやすい伸縮性・堅牢性をどちらも兼ね揃えた気持ちの良いアッパー素材になっています
ワイド幅がメンズは４種類、レディスは３種類あるので足幅が大きめ、狭めな方でも自分にフィットするサイズを選びやすいシューズです

気になる点・悪い点

300g近くあるためスピードを出すトレーニングをしたい場合はおすすめできません
前作からのミッドソールとアッパー部分のマイナーアップデートなので、価格が下がっている前作のゴースト13の購入のほうがコスパが良いと感じるかもしれません

こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング

ブルックスの中でアドレナリンシリーズと同様に、初心者・ビギナーに手放しでおすすめできる一足です。DNA LOFTという衝撃吸収性に優れた柔らか過ぎず・硬すぎないミッドソールと、アッパーのメッシュ生地ののホールド感とフィット感が秀逸で、とても気持ちよくランニングすることができます。足を入れた瞬間、足にすっとフィットしてくれ、優しく守れられている感じを味わえます。

これからランニングやジョギングを始めたい人、マラソン完走やサブ４を目指す人におすすめできるシューズです。また、本格的にトレーニングしているランナーにとってはLSDのトレーニングシューズやリカバリーシューズとして使えるでしょう。

パーツごとの特徴

このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます！

アッパーの特徴

前作同様にアッパーは２層構造のエンジニアードメッシュになっており、耐久性とホールド感に優れています。生地感は前作よりも若干薄くなっており、軽量性と通気性がUPしました。
新作の１４では３Dフィットプリントテクノロジーという安定性・堅牢性（主にかかと部分から中足部）と伸縮性（中足部から前足部）が程よいバランスで組み込まれたラスト（足型）・素材が採用されており、ランニング中でも足がブレにくく安定してくれるとともに、足の自然な屈曲にフレキシブルにフィットしてくれます。通気性、伸縮性が高く2層に編み込まれたシームレスのエンジニアードメッシュアッパーはムレにくく、足をしっかりホールドします。

履き口部分の生地はとても肉厚でホールド感があります、ヒールカウンターは内側に搭載されており踵をしっかりホールドしてくれます。
シュータンは肉厚な生地で紐の締め付けによる足の甲へのストレスはありません。シューレースは前作の丸いレースから平らなフラットなレースに変更になりました。
足幅のサイズがメンズは４種類、レディスは３種類あるので日本人のやや幅広の足型でもフィット感が高いものを選ぶことができるのはとてもありがたいです。

ミッドソールの特徴

前作のゴースト13ミッドソールはDNA LOFTとBioMoGoDNAという２つの素材の一体成型になってましたが、新作のゴースト14ではDNA LOFTが全面に使われています。
DNAというミッドソールは、体重が違うランナーが履いても同じようなクッション感や反発感が得られるという、まるでオーダーメイドのクッションのような素材になっています。
着地時に硬すぎず柔らかすぎないクッション性があり、地面からの衝撃から足を保護、ダメージを緩和してくれます。
その中でもDNA LOFTは、ブルックスの従来のミッドソールに比べて最も柔らかくて軽量、そして長持ちという素材です。ブルックスが独自に開発した配合で、EVAとラバーとエアーをブレンドし、クッションを構成する気泡をラバーで包み込むことで、従来の破れやすくつぶれやすい気泡を衝撃から守ることで一つ一つの気泡がへたらずにクッション感が長持ちしてくれるのです。それによって耐久性に優れており、500~1,000キロ程度の走行であれば問題なくクッション性が持続してくれますので、趣味でランニングする方であれば２，３年は十分に使えるでしょう。
DNA LOFTが抜群の衝撃吸収性がクッショニング感を生み出し、かつ軽量で耐久性に優れた素材DNALOFTを塔載。今回から100% DNALOFTミッドソールにアップデートし、より滑らかでソフトな履き心地になりました。

新作のゴースト14　柔らかくクッション性に優れたDNA LOFTがミッドソール全面に採用されている

アウトソールの特徴

アウトソールは前作と新作でほとんど同じ仕様になっています。
全面にグリップ力と耐久性に優れたラバーがついています。縦と横に溝が走っており、足の自然な屈曲にフィットしてくれます。また、アウトソールがフラットソールなので初心者でも安定して着地しやすく、またかかと部分にしっかりラバーが豊富に張ってあるのでヒールストライク・かかと着地でも耐久性が高く、さらにしっかりと地面の衝撃から足を守ってくれます。
また、トースプリング（つま先の反り上がり）があるので地面を最後までしっかり蹴って走りやすいデザインになっています。