asics アシックスのレース、スピード系人気シューズであるハイパースピードについて気になっている方多いのではないでしょうか?そんなハイパースピードについて基本スペックから良い点・悪い点、他シューズとの比較、さらにこんなランナーにおすすめ、アッパー素材やミッドソール、アウトソール素材について詳細な解説・レビューします。
基本情報
アシックスの薄底シューズの中で最上位モデルであり、長年多くの中距離、長距離のアスリートに愛され続けているソーティマジックRP5を紹介します。
トラックレースや駅伝、短いロードレースなどの競技において、部活生から実業団ランナーまで幅広いアスリートに支持されている、非常に軽量でフィット感があり、反発性の高いレーシングシューズです(日本陸上競技連盟の定めている800m以上のトラック種目でも使えるシューズです)。
「ソーティ」というのは集団から抜け出す、ライバルから一歩先を行くという意味で、「RP」というのはRepulsion(反発性)という意味です。(他方、ソーティマジックLTというよりクッション性が高いモデルもあります)。
アウトソールの強いグリップとトラスティックとミッドソールFlyteFoamプロペルの反発を活かして地面を強く蹴ってストライドを伸ばしスピードを上げることができるシューズです。
基本情報 | |
ブランド | asics アシックス |
シリーズ | ソーティマジック |
モデル | ソーティマジックRP5 |
タイプ | レース、スピード系 |
重さ | 155g |
ヒールドロップ | 5mm |
対象ランナー | サブ3、アスリート |
良い点・気になる点
こんな人におすすめ・使える場面やトレーニング
パーツごとの特徴
このシューズの各パーツごとの特徴や機能を紹介していきます!
アッパーの特徴
アウトソールはジャガードメッシュ素材になっており、非常に通気性が良くなっています。また、さらに通気性をUPするために、アウトソールの底面の前足部と中足部に通気孔「マジックベンチレーション」というシステムが採用されています。前作のRP4では前足部だけだったので2倍になっています。
ミッドソールの特徴
ミッドソール素材は前作のRP4ではSolyteとSpEVAが使われていましたが、RP5ではFlyteFoam(踵部分)とFlyteFoamプロペル(前足部)になっています。前足部で蹴り出す時の反発力を最大限に活かすために、アシックスのミッドソール素材の中でも反発力の高いFlyteFoamプロペルが前足部に使われています。
アウトソールの特徴
アウトソールの中足部から前足部にかけて、Pebax素材で高剛性のトラスティック「プロパルションプレート」が使われています。このトラスティックが中足部の不要なねじれを抑えつつ反発して前への推進力を生み出してくれます。外側からは見えにくいですが、爪先部分までこのプレートは伸びており、蹴り出し時によりダイレクトかつ優れた反発性を発揮してくれます。
このプレートが前作のRP4よりもさらに固くなっており、地面からの反発力がさらに高くなりました。
アウトソールのラバーは3種類使われており、つま先の部分にはASICS GRIPというトレイルシューズやエリート向けランニングシューズであるメタスピードスカイにも使われている非常にグリップ力が強い素材が使われており、エネルギーロス少なく脚力のちからをそのまま前への推進力につなげてくれます。また、前足部には「地面を噛んで走る」優れたグリップ力が得られるデュオソールという三角形型のグ
リップが付いています。軽量性を重視するためにかかと部分のラバーはAHAR素材になっており、カバー範囲は最低限になっています。
類似シューズ
ソーティマジックと同様に薄底の本格派レーシングシューズと言えばアディダスタクミセン7とニューバランスHANZO Wです。
いずれもソーティと比べてトラスティックが使われていないので屈曲性が高く、より自然なフィット感があります。それぞれのシューズについては下記のリンク先のページを参考にしてください。
終わりに
以上、いかがでしたでしょうか?気になる方は、人気シリーズなのでサイズやカラーが無くなる前に早めに購入検討してみると良いかもしれません。また、ショップなどでためし履きもおすすめです!是非ハイパースピードを履いて快適なランニングをお楽しみください、それでは Have a nice run!!
アシックス公式HP
https://www.asics.com/jp/ja-jp/